色を説明する単語の「色」以外の意味
色を説明する単語はたくさんある。
しかし、色の単語の中には色を表現するだけでなく、さまざまな拡張された比喩的な意味を持つものもある。
- red — 「怒る」「緊張する」「恥ずかしがる」
- blue — 「落胆」「見込みがない」
- black — 「怒っている」「汚れている」
- white — 「純潔」「誠実」
- yellow — 「臆病」「嫉妬」
など。
日本で使う比喩的な意味と同じような意味も多く、日本人からしても想像しやすく文章に取り入れるハードルもそう高くない。
こういう比喩的な表現を取り入れると慣れている感じが大きくアップし、気分は高まる。英語力はそう簡単にアップしないけども。
彼女は緊張で顔を真っ赤にして彼をデートに誘った。
彼女はボールを顔で受けて、恥ずかしくて顔を真っ赤にした。
彼女は怒った顔をしている。
彼女は誠実で信頼できる。
今日は気分が落ち込んでいる。
彼女は臆病すぎて立ち上がって抵抗できなかった。
間違いやすい色を説明する単語
black and blue — 傷だらけ・(全身)青と紫の塊
「黒と青」と直訳することはせず。「傷だらけ」「(全身)青と紫の塊」を示す。
リアムは体中傷だらけになるほど殴られた。
私たちはたくさん転んで、全身が青と紫になった。
black and white — 白黒の
「白黒の」「(テレビ・映画・写真などを指す)白黒」を示す。
これらの乳牛は白黒のまだら模様だ。
この映画はカラー、それとも白黒?
この映画はモノクロ映画になった。
私たちはこの協議をできるだけ早く白紙にしたい。
out of the blue — 「突然」「いきなり」
「突然」「いきなり」思いがけないことが起こる。
クラスメートが突然チョコレートをくれました。
white as a sheet — 「恐怖」や「大きなショック」で真っ白になる
想像よりも大きな「恐怖」や「ショック」に出会う。
彼はジェットコースターに乗って、恐怖で真っ白になった。
green with envy — 「羨ましい」「妬んでいる」
誰かの状況がすごく「羨ましい」「妬んでいる」。我慢ならないほどに。
彼は彼女がたくさんのお金を得ていることをうらやましく思っている。
green with jealousy — 「ヤキモチを焼く」
誰かの知りたくなかった状況を知ってしまい「ヤキモチを焼く」。
彼女は彼が他の女の子とデートしていることにヤキモチを焼いている。
in the pink –「顔色が良く元気」
体調がすこぶる良く「顔色が良く元気」な状態。
彼はここ数日間、風邪をひいていたが、今はすっかり元気になったよ。
yellow press — 事実よりも扇情的であるニュース
「悪徳新聞」「扇情的な報道」「黄色新聞」などと訳すこともある。
発行部数等を伸ばすために事実よりも扇情的である事を売り物とする刺激的なニュースを掲載することを示す。
彼の訴訟はイエローペーパーで取り上げられたので、迷惑行為はストリーマーの名声を高めるだけになる。
blue films — 男女の性行為をあからさまに描いたわいせつな映画
男女の性行為をあからさまに描いたわいせつな映画を指す。「sex films」ともいう。
たくさんのわいせつな映画がここであなたを待っている。しかし、U-18はこれらを観ることができない。