結果の副詞従属節を導く従属接続詞
主なものは
- so that
- so~that
- such~that
など
彼女は頑張って勉強したので試験に合格した。
彼女は怒ってものも言えない。
彼女が力を入れて窓を閉めたら、ガラスが割れてしまった。
私たちはとても忙しくて、手紙を書く時間もない。
雨がとても激しくて、彼らは外に出られない。
「so~that/such~that」の使い方を比較
使用法から見ると、
- soの後 — 形容詞または副詞を使う
- suchの後 — 名詞を使う
この名詞は常に不定冠詞を持つ単数可算名詞(複数名詞や不可算名詞ではない)
○:He is so clever and generous a child that I like him.
この子は頭がよくて思いやりがあるので、私は彼が好きだ。
○:They are such clever and generous children that I like them.
この子たちは頭がよくて思いやりがあるので、私はとても好き。
✖:They are so clever and generous children that I like them.
この映画は面白くて、彼らはみんな見たい。
この映画は面白くて、彼らはみんな見たい。
- much
- many
- little
- few
の前ではsuchではなくsoを使う。
彼女はたくさん転んで、全身傷だらけになった。
彼女が稼いだお金は少なく、ほとんど家族を養うことができない。
結果の副詞従属節から不定詞句への変換
「so that/so~that」によって導かれる結果の副詞従属節 — 結果を表す「so as to/so~as to」によって導かれる不定詞句に変換されることがある。
彼女は到着が遅く、結局電車に間に合わなかった。
彼女は丁寧に書いているので、間違いはない。
so thatが導く目的の副詞従属節と結果の副詞従属節の違い
意味上の違い
- 目的の副詞従属節を導く時 — 意欲または可能性
- 結果の副詞従属節を導く時 — 事実
形式上の違い
- 目的の副詞従属節を導く前 — カンマを使わない(話す時も停止しない)
- 結果の副詞従属節の前 — 通常、カンマがある(話す時に常に停止する)
結果の副詞従属節を導くときはその前にコンマがなくてもよい。その場合は従属節の中に
- can/could
- may/might
- will/would
- should
などの助動詞があるかどうかで確認できる。もしないなら、大半は結果の副詞従属節である。
比較:
They’ve come early so that the meeting can begin promptly.
彼らはすぐに会議ができるように早く来た。(so thatは目的の副詞従属節を導く)
They are all here now,so that the meeting can begin at last.
彼らは今そろったので、やっと会議ができるようになった。(so thatは結果の副詞従属節を導く)
We are going to the lecture early so that We’ll get a good seat.
良い席を見つけるために、早く講義に行きたい。(so thatは目的の副詞従属節を導く)
We went to the lecture early so that We got a good seat.
私たちは早めに講義に行ったので良い席に座れました。(so thatは結果の副詞従属節を導く)
また、so thatが
- 目的の副詞従属節を導くとき — 主文の前に置くことができる
- 結果の副詞従属節を導くとき — 文頭に置くことができない
○:So that she could buy a new car,she saved a lot of money.
✖:So that We could hardly stand,We were tired.
彼女は新車を買えるように大金を節約した。(目的の副詞従属節を導く)
結果の副詞従属節を導くときは文頭に置くことができない。次のように置き換えることができる。
私は疲れて、ほとんど立っていられなくなった。
so~thatとsuch~thatは結果の副詞従属節を導かない場合がある
「so~that/such~that」は結果の副詞従属節を導くことができる。
が、導いた節が必ずしも結果の副詞従属節であるとは限らない。(結果の副詞従属節と考えてしまうが、別の節)
次の文を参照。
私たちを見舞いに来てくれて嬉しい。(soは語調を強めるために用いられる。veryに相当)
彼らがここにいることはとても嬉しいことだ。(thatが導くのは主語節。文頭のitは形式主語)