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目的語従属節 — 複合文において目的語として使用する従属節。基本的な使い方と形式目的語「it」を使うポイント

句・節・文

目的語従属節の概念

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目的語従属節とは主従複合文において目的語として使用する従属節を指す。

We think you ought to try again.
もう一度やってみるべきだと思う。



He complained that the exam was too difficult.
彼は試験問題が難しいと文句を言った。



He said that we must have a party to celebrate it.
彼は私たちが交歓会を開いてそのことを祝わなければならないと言った。



目的語従属節の時制

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主文が基本的な現在 — 目的語従属節の時制は状況に応じて任意の時制を使用することができる。
主文が基本的な過去 — 目的語従属節は過去の時制で主文と呼応しなければならない。

主文の比較:

She says she is busy.
彼女は忙しいと言う。



She said she was busy.
彼女は忙しいと言った。



We know you will agree.
私たちはあなたが同意することを知っている。



We knew you would agree.
私たちはあなたが同意することを知っていた。



目的語の内容が客観的な真理を表している場合 — 基本的な現在形を使用する。

The teacher said that the earth turns around the sun.
先生は地球は太陽の周りを回っていると言った。



目的語従属節の語順

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目的語従属節の語順は常に平叙文の語順(基本語順)。

He asked when he could leave.
彼はいつ離れることができるかと尋ねた。



Please tell us what you need.
何が必要か教えてね。



目的語従属節の導入語

thatで導入

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thatは導入語としてのみ機能。
文の成分としても意味もなく通常は省略することができる。

They think (that) she will help them.
彼らは彼女が助けてくれると思っている。



She said (that) she was good at English.
彼女は英語が得意だと言った。



We know (that) she is very busy.
彼女が忙しいのは知っている。



ifまたはwhetherで導入

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ifとwhetherは目的語従属節を導く。
文の成分とはならないが「否」を示す意味がある。

We don’t know 「if/whether」 she will come.
彼女が来るかどうか分からない。



He asked 「if/whether」 that were enough.
彼はそれで十分かどうかを尋ねた。



We wonder「 whether/if」 it is true.
本当かどうか分からない。



疑問代名詞で導く。

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基本的な目的語従属節を導入する疑問代名詞には「who/whom/whose/what/which」などがある。
この場合、疑問文の語順ではなく目的語従属節は平叙文の語順を使う。
語順に特に注意しなければならない。

He asked who would like to go.
彼は誰が行きたいかと尋ねた。



Tell us whose wallet this is.
これは誰の財布か教えてね。



whatで目的語従属節を導くとき — 「何」を表すこともあれば「~なもの」を表すこともある。

whatの比較:

I asked what he needed.
私は彼に何が必要か聞いた。



I gave him what he needed.
私は彼に必要なものをあげた。



疑問副詞で導入

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基本的な目的語従属節を導入する疑問副詞には「when/how/where/why」などがある。
この場合、疑問文の語順ではなく目的語従属節は平叙文の語順を使う。
語順に特に注意しなければならない。

Liam knows where they live.
リアムは彼らがどこに住んでいるか知っている。



Tell us how they are getting on now.
彼らが今どのように過ごしているか教えて。



We can’t tell you why he is crying.
彼がなぜ泣いているのかはあなたには言えない。



She didn’t say when she would return.
彼女はいつ帰ってくるか言っていない。



目的語従属節と形式目的語it

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目的語従属節の後に目的語の補語がある場合 — 通常は目的語従属節で形式目的語itを使用。真目的語を文から文末に移動する。

We think it best that they should stay here.
彼らはここに住んだほうがいいと思う。(it == that they should stay here)



She hasn’t made it known when she is going to get married.
彼女はまだいつ結婚するか発表していない。(it == when she is going to get married)



目的語の文と否定からの移行

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動詞「think/believe/suppose/expect/imagine」の後に否定的な意味を表す目的語従属節が続く — その否定は通常、主文に移る。
ただ、目的語従属節の中で使っても、間違いというわけではない。

We don’t think that it is worth doing.
これはする価値がないと思う。(We think ~ it is notよりも好まれる)



We don’t believe that he will help us.
私たちは彼が来ないと信じている。(We believe ~ he will notよりも好まれる)



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