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比較級の前に冠詞を使うポイント — 比較級の後に名詞を使う・2つを具体的に言及する・「the+比較級、the+比較級」

比較
➖✔➖


通常、比較級の前に冠詞は使わない。

A dog is usually bigger than a hamster.
犬は基本的にハムスターより大きい。



Any changes would be very difficult to make so it’s better to leave well alone.
変更を加えるのは非常に難しいため、そのままにしておくことをお勧めする。



けれど、比較級の後に冠詞を使う場合があり、

  • 比較級の後に名詞を使う
  • 2つを具体的に言及する
  • 比較級の前に程度(「原因・理由・条件」を表す「句・節」)がある
  • 「the+比較級、the+比較級」に用いる
  • 比較級を修飾しその前に置くために「by far」を使用する

など、特殊な場合には冠詞を使うこともある。

注意したいポイントを具体的にいくつか書き留める。

比較級の後に名詞を使う場合

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比較級に続けて名詞を置く — 比較級の前に冠詞を用いる事がある。
この時の冠詞は比較級を修飾するのではなく、その後の名詞を修飾する。

She emigrated to America in search of a better life.
彼女はより良い生活を求めてアメリカに移住した。



We stood on tiptoe to get a better look at the parade.
私たちはデモの場面をもっとはっきり見えるように背伸びをした。



She is changing her job because she wants a bigger income.
彼女はより多くの収入が欲しいので仕事を変えている。



We couldn’t have got to the meeting on time unless We had caught an earlier train.
早めの列車に間に合わない限り、私たちは会場に間に合うはずがない。



比較級によって修飾された名詞が「複数名詞・不可算名詞」 — 冠詞は使用されない。

Please devote more time to your work every two days.
2日ごとに仕事にもっと時間をかけてね。



In the past,people had fewer expectations.
以前は人々はあまり期待していなかった。



The manager listened to the worker’s demand for more money.
社長は労働者たちの賃金引き上げに関する要求を聞いた。



2つを具体的に言及する — 「より~」を指す場合

➖✔➖


比較級の前には通常、冠詞が付く。

この場合は比較級の後に関連する「名詞・代名詞one」が省略されているとみなす。
定冠詞は実質省略された「名詞・代名詞one」を修飾している。

the elder of the two brothers
二人の兄弟のうち年上の一人。



Which of the two methods is the better?
この2つの方法のどちらがいい?



Of the two coats,the yellow one is the better.
この2枚のコートの中で、この黄のほうがいい。



比較級の前に程度(「原因・理由・条件」を表す「句・節」がある)を「the」で表す

If that is the case,all the better.
もし事実がそうなら、もっといい。



We feel all the better for that swim.
水泳の後、私たちはもっと調子がよくなった。



「the+比較級、the+比較級」に用いる — 「~ほど~」を表す

The more they eat,the fatter they get.
食べれば食べるほど、体が太る。



The more We see of her,the less We like her.
私たちは彼女に会うほど、彼女のことが好きではない。



The more expensive petrol becomes,the less people drive.
ガソリンが高ければ高いほど、車を運転する人は少なくなる。



The more you know,the more you’ll realize how little you know.
知れば知るほど、知っていることに限界があることがわかる。



比較級を修飾しその前に置くために「by far」を使用する場合

➖✔➖


比較級の前に「the」を使用。

  • 比較級との併用 — 通常は比較級の後に置く
  • 定冠詞「the」を持っているとき — 比較級の前に置く

It’s quicker by far to go by train.
電車で行くほうがずっと速い。



Liam is cleverer by far than her.
リアムは彼女よりずっと頭がいい.



This applicant is by far the better than that one.
この申請者はそれよりはるかによい。



It’s by far the quicker to go by train.
電車で行くのが断然早い。



比較級・最上級の基本的な修飾語

比較級の基本的な修飾語

➖✔➖


比較級の基本的な修飾語には

far even still
many more a lot
lots a great deal a bit
a little slightly rather
three times any no
very much

などがある。

Today is even colder than yesterday.
今日は昨日よりもっと寒い。



Noah once said, “Politics is much more difficult than physics”.
ノアかつてこう言った、「政治は物理より難しい」。



The sick man seems still worse today than yesterday.
その患者の状況は今日は昨日よりも悪化しているようだ。



最上級の基本的な修飾語

➖✔➖


最上級の基本的な修飾語には

(by) far much nearly
almost not quite by no means
very second next

などがある。

This is much the most difficult.
これが一番難しい。



She is by far the tallest among them.
彼女は彼女らの中で一番背が高い。



It is Japan’s third largest city.
日本で3番目に大きい都市。



We want to give our children the very best education We can afford.
私たちは子供にできる限りの最高の教育をしたいと思っている。



  • 「very/second/third」など — 比較級を修飾するためには使用されない。最上級を修飾するために使用する。「最上級の前の定冠詞」の前ではなく後に置く必要がある。
  • 「by far」が最上級と連携する — 最上級の「前・後」に置くことができる。比較級との併用時は通常、比較級の後に置く。比較級の前に置くときは通常、定冠詞「the」を持っている。
She is by far the tallest among us.
彼女は私たちの中で一番背が高い。



He is the best teacher by far.
彼は最高の先生だ。



Liam is by far the cleverer than her.
リアムは彼女よりずっと頭がいい。



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