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文末にも文頭にも置くことが可能 — 「that・不定詞」を用いて表す7つの一般的な「目的の副詞句・副詞従属節」

副詞

「to do 物」で目的を表す

➖✔➖


不定詞を用いて目的を表すことは最も簡単で最も基本的な方法。
文末にも文頭にも用いることができるが、文頭に用いる場合は比較的に強調の意味が濃い。

After missing a term through illness she had to work hard to catch up with the others.
彼女は病気で1学期授業を受けていないので、他の学生に追いつくように努力しなければならない。



To avoid any delay please phone your order direct.
遅延しないように、直接電話で予約してほしい。



To keep ourselves awake we sat on the floor and told each other stories.
寝ないように、私たちは床に座って交代で物語を話していた。



To avoid back problems, always bend our knees when we lift heavy objects.
背中の問題を避けるために、重いものを持ち上げるときは常に膝を曲げる。



不定詞の否定形は「not to do 物」。「to not do 物」ではない。

He had to struggle not to give in to a desire to laugh.
彼は笑わないように極力自身をコントロールした。



Then there was the mad rush not to be late for school.
そして遅刻しないように急いで学校に向かった。



We went to Germany not to study German, but to study architecture.
ドイツに行くのはドイツ語を学ぶためではなく、建築を学ぶため。



She claimed she had bought the cigarettes for home consumption, not to sell them.
彼女はたばこを販売するためではなく、家庭で消費するために購入したと主張した。



「so as to do 物」で目的を表す

➖✔➖


「so as to do 物」は「to do 物」のバリエーション。「ただ」「のために」などを意味する。
「so as to do 物」で目的を表す場合、通常は文末に使用される。

We left a message so as to be sure of contacting her.
私たちは彼女と連絡を取るためにメモを残した。



The two lovers dropped back so as to be alone.
二人の恋人は二人きりになるように引き返した。



We always keep fruit in the fridge so as to keep insects off it.
虫が入らないように、果物はいつも冷蔵庫に入れています。



目的を表す「so as to do 物」は文頭に置くこともある(ただし「so as to do 物」が結果を表すものであれば、文頭に置くことはできない)。

So as to show her boss what a careful worker she was, she took extra trouble over the figures.
上司に仕事に非常に細心の注意を払う人であることを示すために、彼女はこれらの計算にいつも以上に力を入れた。



「so as to do 物」の否定形は「so as not to do 物」。「~しないために」「避けるために」という意味。

We tiptoed upstairs so as not to wake the baby.
私たちは子供を起こさないように背伸びをして2階に上がった。



They left in the daytime so as not to arouse suspicion.
彼らは疑いを起こさないように昼に離れた。



We shut the door quietly, so as not to wake the baby.
赤ちゃんを起こさないように、私たちはそっとドアを閉めた。



「in order to do 物」で目的を表す

➖✔➖


「in order to do 物」も「to do 物」のバリエーション。
「in order to do 物」で目的を表す場合、文末にも文頭にも使用できる。文頭に使用する場合は比較的強調の意味が濃い。

He lied about his age in order to get the job.
彼はその仕事を得るために年齢を隠した。



He arrived early in order to get a good seat.
彼は良い席を取るために早く到着した。



Teamwork is required in order to achieve these aims.
これらの目標を達成するにはチームワークが必要。



In order to get the job we must be able to drive.
この仕事をするには運転ができなければならない。



In order to get into a good school, We must study even harder.
いい学校に入るためには、もっと勉強しなければならない。



「in order to do 物」の否定形は「in order not to do 物」。「~しないために」「避けるために」という意味。

Emma slept in a separate room in order not to disturb him.
エマは彼の邪魔にならないように別の部屋で寝ている。



Please reply at once in order not to lose this opportunity of a lower price.
今回の低価格の機会を失わないように、すぐに返事をしてほしい。



You must have worn gloves in order not to leave any fingerprints.
指紋が残らないように手袋をしているに違いない。



「in order to do 物」にはもう一つの否定的な形がある。「not in order to do 物」で「~のためではない」という意味。

Big farmers are moving in, not in order to farm, but in order to speculate with rising land prices.
大農場主が続々と押し寄せている。耕作のためではなく、上昇し続ける地価を利用した投機だ。



This Noisy expression refers to encounters between ships of hostile nations. One ship might fire a shot at another, not in order to hit it, but to warn it to move somewhere .
この騒々しい表現は敵対国の船同士の遭遇を指す。ある船が別の船に発砲するのはそれを打つためではなく、どこかに移動するように警告するため。



「so that」で目的を表す

➖✔➖


「so as to」と「so that」はいずれも目的を表す。
両者の違いは、

  • 「so as to」 — 不定詞を引き出す
  • 「so that」 — 目的の副詞従属節を導く

こと。

「so as to do 物」で目的を表す場合と同様に「so that」が導入する目的の副詞従属節は通常、主文の後に位置する。

We will give her a key so that she can get into the house whenever she likes.
私たちは彼女にいつでも入ることができるように鍵をあげる。



We got here early so that we could have a few minutes alone together.
私たちがここに来たのは、しばらく一緒にいられるようにするため。



We wrote the notices in several languages so that foreign tourists could understand them.
私たちは各国の観光客が理解できるように通知を何カ国の文字で書いた。



その中のthatを省略することができる場合がある。

Leave the keys out so (that) We remember to take them with us.
鍵を外に置いて、忘れないようにしてほしい。



We deliberately didn’t have lunch so (that) We would be hungry tonight.
今晩空腹を感じることができるようにするため、わざと昼食をとらなかった。



「so that」で導入する目的の副詞従属節は主節の前に置くこともできる(ただし「so that」で導入する目的の副詞従属節が結果を示すものであれば、文頭に置くことはできない)。

So that We shouldn’t worry, he phoned us on arrival.
私たちに心配をかけないように、彼は着いたらすぐに電話してくれた。



So that We shouldn’t forget it, We made a knot in our handkerchief.
忘れないようにハンカチを結び目にした。



So that the coming generation can learn the martial arts, Liam has recently devoted much time to writing books on the subject.
次の世代がこれらの武術を習得するために、リアムは最近多くの時間を費やして著述している。



「in order that」で目的を表す

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「in order to」と「in order that」はいずれも目的を表す。
両者の違いは、

  • 「in order to」 — 不定詞を引き出す
  • 「in order that」 — 目的の副詞従属節を導く

こと。

「in order to do 物」で目的を表す場合と同様に「in order that」で導かれる目的の副詞従属節は主文の前または後に位置することができる。

They arrived early in order that they could get good seats.
彼らは良い席を見つけるために早く着いた。



These men risk their lives in order that I may live more safely.
これらの男たちは私がより安全に暮らせるように命を危険にさらしている。



We bought a new car in order that our wives might learn to drive.
私たちは妻たちが運転を学ぶために新車を買った。



In order that we may create such a picture, we have to possess certain artistic weapons.
このような絵を作るには、何らかの芸術的手段を持たなければならない。



「in case」で目的を表す

➖✔➖

「in case」は目的の副詞従属節を導入する際に用いられる。「防ぐため」「避けるため」を意味する。

She took her umbrella in case it should rain.
彼女は雨が降らないように傘を持ってきた。



You’d better take the keys in case We’re out.
私たちが家にいない場合を考えて鍵を持ってきたほうがいい。



Listen out for the baby in case he wakes up.
赤ちゃんが目覚めた場合に備えて、耳を傾けて。



「in case」で導入された目的の副詞従属節は主文の前に位置することもある。

In case anyone were following us, We made an elaborate detour.
誰かが私たちを尾行しないように、わざわざ回り道をした。



このように使われる「in case」従属節が「怖いから~」という原因の意味だと考える人もいる。

「in case」比較:

We had a snack, just in case there were no time to eat later.
しばらく食事をする時間がない場合に備えて、私たちはお菓子を食べた。(in caseを「防ぐため」と訳し、それを目的とする副詞従属節)



We had a snack, just in case there were no time to eat later.
後で食べる時間がない場合に備えて、私たちはおやつを食べた。(in caseを「怖いから」と訳し、それを原因とした副詞従属節)



Here’s a contact number, in case there should be a problem.
これは問題が発生しないように連絡するための電話番号。(in caseを「防ぐため」と訳し、これを目的とする副詞従属節)



Here’s a contact number, in case there should be a problem.
これは問題が発生した場合の連絡先番号。(in caseを「怖いから」と訳し、これを原因とした副詞従属節)



「for fear that」で目的を表す

➖✔➖


「for fear that」は目的の副詞従属節を導くために使用する場合、「in case」とほぼ同義。「防ぐため」「避けるため」を意味する。

She’s working hard for fear (that) she should fail.
彼女は失敗するのを恐れて仕事に励んでいる。



Emma finally ran away for fear that he would kill her.
エマは最後に逃げた。彼に殺されるのを恐れていたからだ。




Scientists reject a total ban for fear it will undermine efforts to stop the spread of COVID-19.
科学者はCOVID-19の蔓延を阻止するための努力が損なわれることを恐れて、完全な禁止を拒否している。

「in case」と同様に「for fear that」が導く従属節も原因の副詞従属節と理解されることがある。「怖いから~」を意味する。

「for fear that」比較:

Shut the window for fear that it may rain certainly.
確実に雨を防ぐため窓を閉める。(「for fear that」を「防ぐため」と訳し、これを目的とする副詞従属節と見なす)



Shut the window for fear that it may rain.
雨が降るのではないかと恐れて窓を閉める。(「for fear that」を「怖いから」と訳し、これを原因として副詞従属節と見なす)



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