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各人称による「肯定・否定・疑問」の過去形の文の形の違い・変化。「used to」の使い方のポイント

動詞
➖✔➖

基本動詞の過去形の文の形は

  • 肯定文 — 主語 + 動詞の過去形
  • 否定文 — 主語 + did not + 動詞の原形
  • 疑問文 — Did + 主語 + 動詞の原形

とこのようになる。
基本的に過去形に人称と数の変化はなく、迷うことはなく分かりやすい。

She played tennis last week.
彼女は先週テニスをした。(肯定文)



She did not play tennis last week.
先週彼女はテニスをしなかった。(否定文)



Did she play tennis last week?
先週彼女はテニスをした?(疑問文)



We had a good time yesterday.
昨日私たちはとても楽しかった。



She had a good time yesterday.
昨日彼女はとても楽しかった。



主語 — 「単数・複数・三人称」であっても他の人称と同様に変化し、特別な変化はない。

We watched TV for an hour.
私たちは1時間テレビを見た。



She studied German three years ago.
3年前彼女はドイツ語を学んだ。



They said good-bye to Amelia at six.
彼らは6時にアメリアにさよならを言った。



不規則動詞

➖✔➖

次の動詞の原形と過去形をよく覚えておく必要がある。
原形と過去形が同じ形、まるで違う形になるものもあるが、一つづつ覚えるしかない。

不規則動詞
原形 過去形
read read
say said
know knew
put put
go went
get got
have had
see saw
take took
do did
come came

They did not have a good time yesterday.
昨日彼らはよくなかった。



She did not do her homework.
彼女は宿題をしていない。



過去の否定文

➖✔➖


基本的な現在の否定文の構文と同じ。
主語が何人称であろうと「単数・複数」であろうと、主語の後ろに「did not」(「do not/does not」ではなく)をつければよい。

「didn’t」の後の動詞は必ず動詞の原形を用いなければならない。
否定形「did not」の短縮形は「didn’t」。

She didn’t have Classes this morning.
彼女は今朝授業がなかった。



We didn’t do our best to do it.
私たちは全力を尽くしていない。



Did she go there?
彼女はそこに行った?



Yes,she did.(No,she didn’t.)
はい、彼女は行ったよ。(いいえ、彼女は行かなかったよ)



When did they get up this morning?At seven.
彼らは今朝何時に起きた? 7時ですよ。



過去の基本的な疑問文

➖✔➖


現在の基本疑問文の構文と同じ。
主語が何人称であろうと「単数・複数」であろうと、主語の前に「did」をつければよい。

Did Liam go with you?
リアムはあなたと一緒に行くの?



Yes,he did.
はい、行くよ。



No,he didn’t.
いいえ、行かないよ。



How many subjects did you study last term?
前学期は何科目を勉強した?



We studied six.
私たちは6つの科目を勉強した。



助動詞のused to — 「過去はしばしば」「かつて~した」

➖✔➖

過去時制にだけ用いられる。すべての人称に使用出来る。

「used to + 動詞の原形」 — 過去の(規則正しい)習慣や過去のある時期の状況を表す。現在は存在しない。

反意的な疑問文の回答にも「didn’t/use(d)n’t」の2つの形式がある。
used to — 短い時間を示す時間副詞とは併用できない。

「used toとwould」の違い

  • used to — 過去によくあった「動作・存在した状態」を表す
  • would — 過去の「習慣的・反復的」な動作のみを表す
  • used to — 過去の行為と現在の対比を強調。「過去はそうだったが、今はもう、そうではない」という意味を含む。
  • would — 過去の習慣的な動作を示すだけ。あらかじめ比較しているという意味はない。
  • used to — 無人称文と存在文に使用できる
  • would — 使用できない。

「used to do/be used to do/be used to doing」の違い

  • used to do– 「過去はしばしば」「かつて~した」を暗黙的に示す。「過去の習慣」を表し、現在はそうではないことを示す。toは不定詞で動詞の原形が後に続く。過去時制にのみ使用される。
  • be used to do — 「使われる」。単純に「use」の受け身(受動態)。
  • 「be/get/become」 used to doing — beは「慣れている」。getは「に慣れる」。becomeは「慣れるようになる」を意味する。toは前置詞で名詞が後に続く。doingは動名詞。

I used to play baseball a lot when I was a child.
私は子供の頃、よく野球をしていた。



I am used to playing baseball.
私は野球をすることに慣れている。



I got used to playing baseball.
私は野球をすることに慣れた。



this ball is used to play baseball.
このボールは野球をするのに使われる。



I am used to swimming in the sea.
私は海で泳ぐことに慣れている。



I got used to swimming in the sea.
私は海で泳ぐことに慣れた。



I’m getting used to swimming in the sea.
私は海で泳ぐのに慣れてきた。



beachball is used to play beach valley in the sea.
ビーチボールは、海でビーチバレーをするために使用される。



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