基本動詞の過去形の文の形は
- 肯定文 — 主語 + 動詞の過去形
- 否定文 — 主語 + did not + 動詞の原形
- 疑問文 — Did + 主語 + 動詞の原形
とこのようになる。
基本的に過去形に人称と数の変化はなく、迷うことはなく分かりやすい。
彼女は先週テニスをした。(肯定文)
先週彼女はテニスをしなかった。(否定文)
先週彼女はテニスをした?(疑問文)
昨日私たちはとても楽しかった。
昨日彼女はとても楽しかった。
主語 — 「単数・複数・三人称」であっても他の人称と同様に変化し、特別な変化はない。
私たちは1時間テレビを見た。
3年前彼女はドイツ語を学んだ。
彼らは6時にアメリアにさよならを言った。
不規則動詞
次の動詞の原形と過去形をよく覚えておく必要がある。
原形と過去形が同じ形、まるで違う形になるものもあるが、一つづつ覚えるしかない。
原形 | 過去形 |
---|---|
read | read |
say | said |
know | knew |
put | put |
go | went |
get | got |
have | had |
see | saw |
take | took |
do | did |
come | came |
昨日彼らはよくなかった。
彼女は宿題をしていない。
過去の否定文
基本的な現在の否定文の構文と同じ。
主語が何人称であろうと「単数・複数」であろうと、主語の後ろに「did not」(「do not/does not」ではなく)をつければよい。
「didn’t」の後の動詞は必ず動詞の原形を用いなければならない。
否定形「did not」の短縮形は「didn’t」。
彼女は今朝授業がなかった。
私たちは全力を尽くしていない。
彼女はそこに行った?
はい、彼女は行ったよ。(いいえ、彼女は行かなかったよ)
彼らは今朝何時に起きた? 7時ですよ。
過去の基本的な疑問文
現在の基本疑問文の構文と同じ。
主語が何人称であろうと「単数・複数」であろうと、主語の前に「did」をつければよい。
リアムはあなたと一緒に行くの?
はい、行くよ。
いいえ、行かないよ。
前学期は何科目を勉強した?
私たちは6つの科目を勉強した。
助動詞のused to — 「過去はしばしば」「かつて~した」
過去時制にだけ用いられる。すべての人称に使用出来る。
「used to + 動詞の原形」 — 過去の(規則正しい)習慣や過去のある時期の状況を表す。現在は存在しない。
反意的な疑問文の回答にも「didn’t/use(d)n’t」の2つの形式がある。
used to — 短い時間を示す時間副詞とは併用できない。
「used toとwould」の違い
- used to — 過去によくあった「動作・存在した状態」を表す
- would — 過去の「習慣的・反復的」な動作のみを表す
- used to — 過去の行為と現在の対比を強調。「過去はそうだったが、今はもう、そうではない」という意味を含む。
- would — 過去の習慣的な動作を示すだけ。あらかじめ比較しているという意味はない。
- used to — 無人称文と存在文に使用できる
- would — 使用できない。
「used to do/be used to do/be used to doing」の違い
- used to do– 「過去はしばしば」「かつて~した」を暗黙的に示す。「過去の習慣」を表し、現在はそうではないことを示す。toは不定詞で動詞の原形が後に続く。過去時制にのみ使用される。
- be used to do — 「使われる」。単純に「use」の受け身(受動態)。
- 「be/get/become」 used to doing — beは「慣れている」。getは「に慣れる」。becomeは「慣れるようになる」を意味する。toは前置詞で名詞が後に続く。doingは動名詞。
私は子供の頃、よく野球をしていた。
私は野球をすることに慣れている。
私は野球をすることに慣れた。
このボールは野球をするのに使われる。
私は海で泳ぐことに慣れている。
私は海で泳ぐことに慣れた。
私は海で泳ぐのに慣れてきた。
ビーチボールは、海でビーチバレーをするために使用される。