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動作動詞の5つの文型 — 文型の変更に合わせて使う前置詞・補語との関係性と解釈

動詞
➖✔➖


動作動詞とは動作を表す動詞のこと。身体を動かして実際に行動するもので、英語で扱う動詞は大半が動作動詞になる。

  • 自分の意思でしようと考えるものは動作動詞
  • 自分の意思とは関係なく自然に好きになる(love)などは状態動詞となる。

5つの文型があり

  • 主語(Subject)+述語(Verb) — SV
  • 主語(Subject)+(連結動詞(LinkVerb)/述語(Verb))+補語(Complement) — SVC
  • 主語(Subject)+述語(Verb)+目的語(Object) — SVO
  • 主語(Subject)+述語(Verb)+間接目的語(Indirect object)+直接目的語(Direct object) — SVOO
  • 主語(Subject)+述語(Verb)+目的語(Object)+補語(Complement) — SVOC

この文型には使う文型が決まった動詞があるものもあり、特別なものは暗記するしかない。

主語(Subject)+述語(Verb)

The red sun rises in the east
真っ赤な太陽が東から昇ってきた。



Emma and Amelia get up early every morning.
エマとアメリアは毎朝早く起く。



Her parents have worked in the company for ten years.
彼女の両親はこの会社で10年働いている。



What Liam said does not matter.
リアムの言うことは重要ではない。



We had to travel by boat.
私たちは船で旅行しなければならない。



主語(Subject)+(連結動詞(LinkVerb)/述語(Verb))+補語(Complement)

Their English teacher is thirty years old.
彼らの英語の先生は30歳になった。



The cake tastes delicious.
このケーキはとてもおいしい。



The potatoes went bad in the field.
ジャガイモは畑で腐ってしまった。



We seemed very happy together.
私たちは一緒にいて幸せそうだ。



It gets colder and colder.
天気はますます寒くなってきた。



The leaves have turned yellow.
木の葉はもう黄色くなった。



主語(Subject)+述語(Verb)+目的語(Object)

Liam put the dictionary in the backpack.
リアムは辞書をリュックに入れた。



We saw her just now and she were doing her homework in the classroom.
私たちはさっき彼女を見た、彼女は教室で宿題をしている。



We haven’t decided when and where to hold the party.
私たちはいつ、どこでパーティーを開くかまだ決めていない。



Emma stopped teaching English two years ago.
エマは2年前から英語を教えていない。



Do you know when he left for Germany?
彼がいつドイツに行ったか知っているの?



Mother promised to give us a present.
母は私たちにプレゼントをくれると約束した。



Would you mind opening the window?
窓を開けてもいい?



to do不定詞 — 動詞の目的語を作る

不定詞を目的語とすることが多い動詞
単語 意味
intend 企てる
plan けいかくする
expect 期待する
pretend ふりをする
would like が気に入る
wish 祝意を表す
decide に決心させる
agree に同意
manage 取り締まる
persuade 説得する
refuse 拒否する
seem/appear のように思われる
promise 承諾する
attempt 試みる
fail に失敗
afford 余裕がある、支払うこともできる
疑問詞の不定詞を目的語とすることが多い動詞
単語 意味
ask 尋ねる
consider 考える
decide 決める
discover 見つける
explain 説明する
find out 見つける
forget 忘れる
guess 推測
know 知る
learn 学ぶ
remember 思い出す
tell 教える、語る
think 考える
understand 分かる
wonder 不思議に思う

ing — 動名詞

動名詞のみをつなぐ
単語 意味
admit 承認する
appreciate に感謝する
avoid 避ける
consider 考慮する
delay ぐずぐずする
dislike 嫌悪する
enjoy 楽しむ
escape 逃げる
excuse 許す
fancy 好む
feel like に望む
finish 完了する
forgive 許す
give up あきらめる
cannot help 思わず
imagine 構想する
include 含める
keep 保持する
mention に言及する
mind 気にする
miss 失敗する
put off 延期する
practice 練習する
resist 抵抗する
risk 危険を冒す

主語(Subject)+述語(Verb)+間接目的語(Indirect object)+直接目的語(Direct object)

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「主語+述語+間接目的語の人+直接目的語の物」。
「直接目的語の対象物(SVOOの4番目のO)」を「間接目的語の受ける人(SVOOの3番目のO)」の前に置く場合、前置詞「toやfor」を利用する必要がある。

  • to — 対象へ向かう
  • for — 誰かのために

I give him a toy. == I give a toy to him.
私は彼におもちゃをあげる。

Mr.Liam taught us English last year.
リアムさんは去年私たちに英語を教えてくれた。



Grandma told us an interesting story last night.
おばあさんは昨夜面白い話をしてくれた。



Would you please pass me that dictionary? == Would you please pass that dictionary to me?
その辞書を私に取ってくれない?



Liam bought his mother a new sweater with his first month’s salary. == Liam bought a new sweater for his mother with his first month’s salary.
リアムは最初の月の給料で母に新しいセーターを買ってあげた。



前置詞toを利用する必要がある動詞
単語 意味
bring 持っていく
give 与える
lend 貸す
hand 手渡す、手を貸す
offer 提供する
pass 通る
promise 約束する
return 戻る
send 送信する
show 見せる
teach 教える
tell 教える
write 書く
前置詞forを利用する必要がある動詞
単語 意味
buy 買う
cook 料理する
find 探す
get 得た
make 作る
order 注文する
save 助ける
spare 予備、余す

主語(Subject)+述語(Verb)+目的語(Object)+補語(Complement)

➖✔➖


第5文型「主語S+述語V+目的語O+補語C」という文型の述語動詞の特徴。

  • この文型の述語動詞は作為動詞(factitive verb)。
  • この動詞の後に目的語、目的語の後に目的語補語(object complement)で補充説明する。
  • 「SはOがCするのをVする」「SはOをCだとVする」と読む。

第5文型では目的語と補語はイコールの関係にあり、O=Cの関係が成り立つ。

If you let me go.I’ll make you king.
名詞を補語とする



Leave the door open.
形容詞を補語とする



We found Amelia out when we arrived.
副詞を補語とする



Make yourself at home.
前置詞句を補語とする



I saw a stranger enter the building.
不定詞を補語とする



The boss kept them working all day.
現在は分詞を補語とする



Yesterday he had his leg broken.
過去分詞を補語とする



一般的な第5文型の動詞

➖✔➖

単語 意味
appoint 任命する
believe 信じる
call 呼ぶ・呼び出し
choose 選ぶ
consider 考える
declare 言い切る
elect 選挙する
feel 感じる
find 見付ける
keep 保つ
leave 去る
let させる
make 作る
name 名前
nominate 指名
prove 証明する
see 見る
suppose 仮定する
vote 投票する

などがある。

I very much hope that this new medium will make my Christmas message more personal and direct.
このような新しいメディアが私のクリスマスの挨拶をより人間味があり直接的にすることを心から願っている。(目的語はmy Christmas message、目的語の補語はmore personal and direct。形容詞を目的語の補語とする。)



A hedge between keeps friendship green.
間の垣根が友情を新鮮に保つ。(ことわざ)(目的語はfriendship、目的語の補語はgreen.形容詞を目的語の補語とする。)



hedgeは生垣、friendshipは友情、greenは緑色、新鮮。
友情を出会った当初の気持ちや態度を忘れず、新鮮なまま保つという意味。
適切な距離感という良い垣根を築く方が良い友人関係を保てる。
They appointed Liam chairman.
彼らはリアムを議長に任命した。(目的語はLiamで、目的語の補語はchairman。名詞を目的語の補語とする。)



I believe her to be true.
私は彼女が誠実だと信じている。(目的語はhimで、目的語の補語はto be true.不定詞を目的語の補語とする。)



The chairman declared the meeting over.
議長は会議の終了を宣言した。(目的語はthe meeting、目的語の補語はover.副詞を目的語の補語とする。)



You can leave the door open.
ドアを開けてね。(目的語はthe door、目的語の補語はopen。形容詞を目的語の補語とする。)



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