前置詞against
基本的な使い方を把握して多くの組み合わせで使う
基本的な意味は反対を示す。
「反対する」「向かう」「違反する」「不利」などを表す
彼らはみな彼の考えに反対している。
彼女は自分の意志に反して結婚した。
彼女は新しい法律を批判する発言をした。
15票が彼女に賛成し10票が反対した。
「寄りかかる」「突っ張る」「向かう」「裏打ちする」などを表す
リアムはドアを背にして立っている。
リアムの頭は窓にぶつかった。
この強い光には何も見えない。
鮮やかな黄旗が青空を映して風に翻る。
「against」は前置詞であり動詞ではない
○:Liam leaned against the tree.
✖:Liam against the tree.
リアムは木に寄りかかっている。
○:Are they for or against the plan?
✖:Do they support or against the plan?
彼らはこの計画に賛成、反対?
againstは前置詞なので動詞を後に使うときは動名詞を使う
○:We’re against doing anything till the police arrive.
✖:We’re against to do anything till the police arrive.
私たちは警察が到着する前に何かすることに反対する。
前置詞behind
behindは主に前置詞として使用される。
それ以外に副詞としても使用されるので、使用する際には以下の点に注意。
前置詞として位置を表す場合 — 通常は静的。動的な場合もある。
太陽は雲の後ろに隠れた。
文脈がない場合、同じ文にはいくつかの解釈がある場合がある。
解釈1 — ネズミがカーテンの後ろに走って行った。
解釈2 — カーテンの後ろからネズミが走って行った。
解釈3 — 1匹のネズミがカーテンの後ろを走り回っている。
「ドア・ゲートなどを通過した後」 — afterも使える
ドアを閉めてね。(動的にドアに出入りした後)
後ろのドアを閉めてね。(静的に人の後ろのドア)
予定通りに何かができなかったことを示す。
通常は「be behind with/in」、この時のbehindは副詞。
彼女の仕事はこれまでぐずぐず遅れたことがない。
彼女は家賃を滞納している。
この子は時間通りに宿題を出せなかった。
彼は提案することに遅れをとることはなかった。
次のフレーズの使い方に注意
behindは副詞であり、前置詞ではない。
「fall/drop」 behind — 遅れている・後ろに落ちている。
私たちは仕事が遅れている。
勉強に遅れている学生がいる。
「leave もの behind」 — 誰かが歩いた後に何かを残す・落とす。
彼らは何を残した?
彼女は傘を置き忘れた。
「stay/remain」 behind — 残り・他の人の後ろに残る。
彼女一人だけ残っていた。
放課後も学校にいなければならない。
前置詞during
during — 「~の間」を表す前置詞。接続詞ではないことに注意。
✖:During she was in Paris,she lived with her friends.
○:While she was in Paris,she lived with her friends.
○:During her stay in Paris,she lived with her friends.
彼女はパリにいる間、友人と一緒に住んでいた。
duringとfor — いずれも一定期間を表す。両者には違いがある。
during — イベントがいつ(when)発生したかを表す。for — イベントがどのくらい(how long)継続したかを表す。
彼女は夏に5週間入院した。
どちらの後にも「the whole」による時間句を付けることができる。
通常、allによる時間句を受け取ることはできない。
○:She stayed there 「for/during」 the whole summer.
✖:She stayed there 「for/during」 all the summer.
彼女は夏の間そこに住んでいた。
「数詞+時間名詞」・「some time/a long time」のような一定期間を指すフレーズの前
前置詞
- forを使用することができる
- duringは使用できない。
リアムはここに5年(しばらく)住んでいた。
duringとinはいずれも「時点」を表す。交換可能な場合がある。
私たちは1月に休暇を取る。
夜中に彼女は4回目が覚めた
「duringとin」を使用する際に注意したいポイント。
duringは時間の継続を強調、inは基本的なある時間を指すだけ。
- 状態や習慣的な動作を表す場合 — duringを使うことが多く
- そうでない場合 — in
を基本的に使用する。
多くの人が戦争中に苦労した。
リアムは戦争中に怪我をした。
「stay/visit/meal」など行為が一定期間続くことを表す名詞の前 — in
食事中に電話が鳴った
愛知に滞在中、叔母に会いに行った。
季節名詞と共に使用。in — 「基本的・日常」を表す、during — 「特別」を表す。
夏になると彼らはよく森でキャンプをする。(基本的・日常)
今年の夏、彼らは森でキャンプをした。(特別)