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非述語動詞(準動詞) — 「不定詞・分詞・動名詞」の3種類あり「名詞・形容詞・副詞」として働く。文中で単独で述語を作ることができず、主語の人称と数の制限を受けない。

基本
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非述語動詞は「不定詞・分詞(現在分詞・過去分詞)・動名詞」の3種類あり、迷うことなく扱うのはなかなか難しい。

非述語動詞の主な特徴は

  • 動詞は基本的に文の中で述語として働く。
  • 文中で「名詞・形容詞・副詞」の役割を果たすことができる。
  • 文中で「主語・目的語・述語・補語・形容詞・副詞」として働くことができる。
  • 動詞の非述語形式は独立して述語にすることができない。
  • 「不定詞・分詞(現在分詞・過去分詞)・動名詞」の3種類の形式で文の任意の構成要素を取ることができる。

非述語動詞3種類をまとめる。

非述語動詞と述語動詞の同じ点

他動詞であれば目的語と共に使用できる

We built a garden.
私たちは庭を作った。



We suggested building a garden.
私たちは庭を作ることを提案した。



副詞で修飾することができる

The suit fits her very well.
そのスーツは彼女にとてもよく似合っていた。



The suit used to fit her very well.
そのスーツは彼女にとてもよく似合っていた。



能動態と受動態、基本形・進行形・完了形の変化がある。

She was punished by her parents.
彼女は両親から罰せられた。(述語動詞の受身態)



She avoided being punished by her parents.
彼女は両親から罰せられることを避けた。(動名詞の受動態)



They have written the composition.
彼らは構成を書いた。(述語動詞の完了形)



Having written the composition,they handed it in.
作文を書いて、彼らはそれを渡した。(現在分詞の完了形)



意味上の主語を持つことができる

We started the work at once.
私たちはすぐに仕事を始めた。(述語動詞の意味上の主語)



The boss ordered us to start the work.
上司は私たちに仕事を始めるように命じた。(不定詞の意味上の主語)



They are volunteer members.
彼らはボランティア会員。(述語動詞の主語)



They being volunteer member,the work was well done.
彼らはボランティアのメンバーで、仕事はよくできていた。(現在分詞の意味上の主語)



非述語動詞と述語動詞の相違点

✔✔

  • 非述語動詞は名詞としての動作(不定詞と動名詞)がある。文の中で「主語・目的語・述語」となることができる。
  • 非述語動詞は形容詞としての動作(不定詞と分詞)がある。文の中で「形容詞・述語・目的語の補語」を作ることができる。
  • 非述語動詞は副詞としての動作(不定詞と分詞)がある。文の中で副詞を作ることができる。
  • 非述語動詞は文の中で単独で述語を作ることができず、主語の人称と数の制限を受けない。述語動詞は文の中で述語を作ることができ、主語の人称と数の制限を受ける。

非述語動詞の構文機能

非述語動詞の使い方

不定詞

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  • 「to + do」 — 「名詞・形容詞・副詞」の特徴を持つ。
  • 「not + to do」 — 否定形。

不定詞の形式
基本形
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不定詞の基本形で表す動作と述語動詞の動作が「同時または後」に発生する

We’re glad to meet you.
お会いできてうれしい。



She seems to know a lot.
彼女はよく知っているよう。



We plan to pay a visit.
見学を予定しておる。



She wants to be an artist.
彼女はアーティストになりたいと思っている。



The patient asked to be operated on at once.
患者はすぐに手術を受けたいと言った。



The teacher ordered the work to be done.
先生はその仕事をするように命じた。



進行形
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不定詞の進行形で表す動作と述語動詞の動作が同時に発生

The boy pretended to be working hard.
その少年は一生懸命働いているふりをした。



She seems to be reading in her room.
彼女は自身の部屋で読書をしているよう。



完了形
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不定詞の完了形が表す動作は述語動詞の動作の前に発生

We regretted to have told a lie.
私たちは嘘をついたことを後悔した。



We happened to have seen the film.
私たちはたまたまその映画を見たことがある。



She is pleased to have met her friend.
彼女は友達に会えたことを喜んでいる。



不定詞の構文機能
主語
To finish the work in ten minutes is very hard.
その仕事を10分で終わらせるのはとても大変。