指示代名詞「this/that」 — (後述・前述)のものを指す・時間や空間的に(近い・遠い)人や物を指す

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指示代名詞

単数形 — this/that
複数形 — these/those

文中では「主語、目的語、形容詞」などで使うことができる。

主語および形容詞として使用する場合 — 人または物を指すことができる。
目的語として使用する場合 — 物のみを指す。

this — これから話に出てくる(後述)のものを指す
that — 既に話に出ている(前述)のものを指し、すでに把握している

「this/these」 — 時間や空間的に近い人や物を指す
「that/those」 — 時間や空間的に遠い人や物を指す

「this/these」 — 形容詞節の先行詞として使用できない
「that/those」 — 形容詞節の先行詞として使用できる

This is my father
thisは主語として使用され人々を指す。
Do you know this?
this は目的語として使用され「状況を知っている」となる。「この人を知っている」とは通常考えない。

指示代名詞の基本
指示代名詞「that/those」と「this/these」の使い方比較
指示代名詞「this/that」が示す対象の位置
- 指す対象が前述であればthatまたはthisを用いる
- 指す対象が後述にある場合は、通常thisのみを使用
より詳細な指示代名詞の使い方
相互代名詞と指示代名詞の違い

指示代名詞の基本

「that/those」は形容詞節の先行詞として使用

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形容詞節の先行詞として

「that/those」は使用できる
「this/these」は通常できない

先行詞を作る場合、

thoseは人を指すことができる
thatはできない

What is that which you have just put into the plastic cup?
プラスチックカップに入れたのは何?

Those who have not bought insurance are now regretting.
保険に加入していない人は、今それを後悔している。

通常thisを使用する文の形式

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次の様なものを参照するには通常thisを使用する。(thatも使えないわけではない)

He was late again,and this was what surprised me most.
彼はまた遅れた、そしてこれが私を最も驚かせたもの。

We all want to know this is it big enough.
私たちが知りたいのは、それが十分に大きいということ。

電話では通常、thisで自分自身を指す

Thank you for calling our company. This is Liam speaking.
当社にお電話いただきありがとうございます。当社のリアムです。

重複を避けるために「that/those」を使用

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重複を避けるために「that/those」を使用し、名詞を置き換える。

The population of Japan doubles that of Canada.
日本の人口はカナダの2倍。（that=the population）

His tastes and habits coincide with those of his wife.
彼の好みや習慣は、彼の妻と同じだった。(those=the tastes and habits)

「this/that」は他の形容詞または副詞を修飾する副詞としても使用できる

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「this/that」は

代名詞として使用できるだけでなく
他の形容詞または副詞を修飾する副詞としても使用できる

soに相当し「そうだから・その後」を意味する。

We can’t get there this early.
こんなに早く着くわけにはいかない。

Is he always this busy?
彼はいつもこんなに忙しいの？

指示代名詞「that/those」と「this/these」の使い方比較

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「that/those」は重複を避けるために前に出てきた名詞に取って代わることができる
「this/these」はできない

重複を避けるために前に出てきた名詞に取って代わることができる

The weather of New York is better than that of Tokyo.
ニューヨークの天気は東京の天気よりいい。

The books here are more interesting than those on the desk.
こちらの本は机の上の本より面白い。

形容詞従属節の先行詞とすることができる

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「that/those」は形容詞従属節の先行詞とすることができる
「this/these」はできない

Liam admired that which looked beautiful.
リアムはその外見の美しいものを賞賛した。

Liam admired those which looked beautiful.
リアムは外見の美しいものを賞賛した。

Liam admired those who looked beautiful.
リアムは外見の美しい人を賞賛した。

時間または空間上を指す

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「this/these」は時間または空間上の近くを指し、hereと一緒に使用できる。
「that/those」は時間または空間の遠くを指し、thereと一緒に使用できる。

一般的にはthatが使われることが多いが、thisが使用される場合もある。
thisのみが以下のものを指す場合に使用される。

How to deal with it,that/this is the question.
この件をどう処理するか、それが問題だ。

This is the question,how to deal with it.
これは問題の処理方法。(thatは使えない)

電話をかける時

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thisは自分を指す。
thatは相手を指し、誰なのかを尋ねる。

「Iやyou」は使わない。

Who’s that?This is Emma speaking.
あなたは誰。私はエマよ。

指示代名詞「this/that」が示す対象の位置

指す対象によってthatまたはthisを使い分ける。

指す対象が文の前述 — どっちを使ってもいい(thatの方が使われる)。
指す対象が文の後述 — 通常thisを用いることが多い。

と前述の場合、どっちでも可能だが、

this — これから話に出てくる(後述)のものを指す
that — 既に話に出ている(前述)のものを指し、すでに把握している

という使い分けをする方がより一般的。

指す対象が前述であればthatまたはthisを用いる

She married Liam, and this surprised me.
彼女がリアムと結婚したのに驚いた。

Liam had a bad cold. That was why he didn’t turn up.
リアムがひどい風邪をひいているのが、彼が来なかった理由だ。

You offered me free accommodation for a year, and that decided me.
あなたは私に1年無料滞在するオファーをし、私は決心しました。

It was always said of the king that he had the common touch and that was why he was so well loved by the people.
誰もが王を親しみやすいと言い、彼が国民から愛されている理由。

That’s where you are wrong.
ここが君の正しくないところ。

The children would answer back and that drove her crazy.
子供たちは口をつぐみ、彼女を発狂させた。

They laughed and that helped ease the tension.
彼らは微笑み、緊張を和らげた。

指す対象が後述にある場合は、通常thisのみを使用

I want to know this. is Liam healthy?
私はこれを知ってほしい。リアムは健康?

Answer me this. how did you know we were here?
私の質問に答えて。どうやってあなたは私たちがここにいることを知ったの?

The challenge for Japanese leadership is this.Can we put our economic house in order?
日本のリーダーシップの課題は、我々が経済問題に対処することができるかどうか。

より詳細な指示代名詞の使い方

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指示代名詞は人や物を指したり、マークしたりするために使用される。

「これ・それ・これら・それら」などを表す。
文の中で「主語・述語・目的語・形容詞」として使用することができる。

時間や空間的な距離を意識して使い分けることが重要。

「this/these」 — 時間や空間的に近い人や物を指す
「that/those」 — 時間や空間的に遠い人や物を指す

これ、あれと指す対象を表す指示代名詞

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主に「this/thse/that/those」の4つを含む。
単数 — 近い場所はthis、遠い場所はthat
複数 — 近い場所はthese、遠い場所はthose

基本的な使い方

This building was built last yearthat one was built many years age.
この建物は去年建てられたもので、それは何年も前に建てられたものです。

That bright December afternoon of 2020,Emma took a lot of pictures.
2020年の晴れた12月の午後、エマはたくさんの写真を撮りました。

You can’t bathe at this time of the year.
この時期に泳ぐことはできません。

thisは後述のものを指す。thatは前述のものを指し、すでに把握している

Now hear this.Meeting of all officers in the wardroom in five minutes.
今みんな注意して聞いて、将校全員は5分後に食堂に集合します。

Liam hurt his leg yesterday.That’s why he didn’t come.
リアムは昨日足を怪我したが、これがリアムが来なかった理由だ。

「that/those」は関係代名詞の先行詞としてよく使われる。後に続く節は人や物を指す。that自体は前述のものを指す

We saw a young girl and two dogs that were walking in the park.
私たちは公園を歩いている少女と2匹の犬を見た。

This is the smallest creature that We have ever seen.
これは私たちが今まで見た中で最小の生き物。

That will do for the month.
1か月はこのように過ごすことができます。

重複を避けるため、すでに登場した名詞の代わりにthatまたはthoseを使用

Lend you that smartphone which you boast of.
君の自慢のスマホを貸して。

The weather of Tokyo is colder than that of Aichi.
東京の天気は愛知より寒い。

指示代名詞の使い方の注意点

次の様なものを指す場合は通常thisのみを用いる

Liam married one of his students,and this was known to us all.
リアムが学生と結婚したのはよく知られていることだ。

Listen to this,the man is not a professor but a cheat.
みんなこの人は教授ではなく、詐欺師だと聞いている。

「that/those」の後の形容詞節は通常「that which == what」「those who == the people who」として構成

That which is beautiful is not always true.
美しいものは必ずしも真実ではない。

Those who break the law should be punished.
違法者は罰せられるべきだ。

「this/that」は形容詞や副詞を修飾するsoに相当する「程度の副詞」になる

Is the problem that easy?
問題はそんなに簡単。

The fish We caught were this big.
私たちが捕まえた魚はこんなに大きい。

次のような文に注意 — this day week

They’ve arranged to meet this day week.
彼らは1週間後に会う予定。

このthis day weekは

単語	意味
this day week	1週間後の今日
this day year	1年後の今日
six months ago today	半年前の今日
10 years ago today	10年前の今日

とagoがあるかないかに注意する。

「this/that」を含む慣用語

単語	意味
with this	これらの話をし終わった
that is to say	つまり
at this	見たり聞いたりすると
That’s all right	どういたしまして、大丈夫
this and that	いろいろな
this way and that	ためらっている
for all this	それでも
this way	のような
in this way	この方法で
not that	というわけではありません
now that is	である以上
that rings the bell	正解
that is it	そうだ
that will do	もういい、いい

相互代名詞と指示代名詞の違い

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相互代名詞は「each other/one another」の2つのみ。

文中の動詞が述べた動作や感覚が関係する各対象間に存在することを示す。

相互代名詞

It is sure to see that the people of different cultures have always copied each other.
異なる文化の人々が常にお互いに文化を取り入れてきたきたことは確信できる。

相互代名詞の構文

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従来英語では、相互関係は

2人または物の間にeach other
2つ以上の人と物の間にone another

が存在すると考えている。

現代英語では2組の単語が交互に使用される例もたくさんある。

動詞の目的語

People of the world should love one another.
世界の人々は互いに愛し合うべき。

前置詞の目的語として使用

Cat meows,dogs bark,frogs croak to each other.
猫の鳴き声、犬の吠え、カエルが互いに鳴いている。

Liam put all the books beside each other.
リアムはすべての本を並べて置いた。

Liam put all the books beside one another.
リアムはすべての本を並べて置いた。

Usually these departments were independent of each other.
これらの部門は通常、互いに独立している。

相互代名詞は所有格をつくるために「’s」を追加する

The students borrowed each other’s pencil.
生徒たちはお互いに鉛筆を借りあった。

代名詞

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代名詞は

単数形 — this/that
複数形 — these/those

の2つに分かれており、修飾語と代名詞の両方として使用できる。

単数形・複数形 — 修飾語

This girl is Emma. Those men are myteachers.
この女の子はエマ。それらの男性は私の教師。

代名詞

This is Emma. Those are my teachers.
これはエマ。それらは私の先生。

代名詞の構文

主語

This is the way to do it.
それはそうすべき時。

目的語

We like this better than that.
私たちはあれよりもこれが大好き。

主語補語

Our point is this.
私たちのポイントはこれ。

前置詞の目的語

We don’t say no to that.
私たちはそれを断らなかった。

There is no joy of that.
それは楽しくない。

指示代名詞

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主語の場合 — 物でも人を指すことができる
他の文成分を作る場合 — 物のみを指し、人を指さすことができない

That is my student.
あれは私の生徒。(thatを主語とし、人を指す)

Liam is going to marry this girl.
リアムはその少女と結婚するつもり。(thisを修飾子)

He is going to marry this.
彼はこれと結婚するつもり。(thisが目的語を作るときは人を指すことはできない間違い)

We bought this.
私たちはこれを買う。(this物、目的語)

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「that/those」は関係詞節の先行詞として使うことができる
「this/these」はできない

先行詞を作る際にはthoseのみが人を指すことができる。

Liam admired those who looked gorgeous.
リアムは豪勢な見た目の人々を高く評価した。(thoseは人を指す)

Liam admired those which looked gorgeous.
リアムは豪勢な外観のものを高く評価した。(thoseは物)

Liam admired those who danced well.
リアムはダンスが上手な人を高く評価した。(thoseは人を指す)

Liam admired that who danced well.
リアムは踊りが上手い人を賞賛した。(thatが目的語を作るときは人を指さすことはできない　間違い)

Liam admired that which looked beautiful.
リアムは美しい外観のものを高く評価した。(比較)