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不定代名詞「all/both/neither」の基本的な使い方と単数形・複数形の使い分け

代名詞

主な不定代名詞と使い方

主な不定代名詞
all both every each
either neither more little
few much many another
other some any one
no
複合不定代名詞
some someone somebody something
any anyone anybody anything
every everyone everybody everything
no no one/none nobody nothing

がある。

「everyとno」以外の不定代名詞 — 名詞と形容詞の両方として使用できる。
「everyとno」 — 文中で形容詞として使用できる。

We have no idea about it.
私たちはそれについて何も知りません。



I want to memorize the name of every student in my class as soon as possible.
クラスの生徒全員の名前をできるだけ早く覚えたい。



all — 3つ以上を意味

➖✔➖


allの単数形は、修飾または参照する名詞の単数形によって決まる。

allは通常

  • 「all the book/the whole book」ではなく、可算名詞の単数形とは関係しない。
  • 「all day/all night/all the year」などの時間の可算名詞の単数形と組み合う場合がある。しかし「all hour/all century」とは言わない。
  • 「all Japan/all China/ all the city/all my life/all the way」などの特殊な単数名詞とも連携できる。

All goes well.
すべてがうまくいった。



both — 両方を意味

➖✔➖

  • bothは複数形だが、both~and~の単数名詞として動詞と併用できる。
  • 「both/all」は動作動詞の前、be動詞の後に位置する同位語として使用できる。
  • 助動詞または状態動詞の背後にある実語動詞が省略された場合、助動詞または状態動詞の前に位置する。

Who can speak English? We both/all can.
英語を話せるのは誰?私たち二人/全員できる。



neither — どちらも

➖✔➖

  • neitherが主語である場合、述語動詞は単数形を使用。単数名詞と連動する。
  • neither ~ nor は並列接続詞として使用され、複数の名詞と連用できる。

重複を避けるために、次の文型で使用できる。

Emma can’t sing,neither can Liam.
エマは歌うことができません、リアムも歌うことができません。



norとneither

前文が否定節である場合、主文はneitherを使用。norを使用しない。

If they don’t do it,neither should I.
彼らがやらないなら、私はしない。



後に複数の否定文が連続して続く場合、norを使用。neitherを使用しない。

Liam can’t sing,nor dance,nor jump.
リアムは歌うことも、踊ることも、ジャンプすることもできない。



allとbothを使う際の区別

➖✔➖


名詞と形容詞の性質を持つ。文中では主語、目的語、形容詞、同位語として使用できる。

  • 複数のみを修飾できる可算名詞。
  • 主語の述語動詞は複数形。

both — 両方、2人

主語

Both felt that they had become very friendly.
二人ともとても親しくなったと感じた。



目的語

Why not use both?
両方使う?



形容詞

Both colleague were interested in the job.
同僚どちらもこの仕事に興味を持っている。



同位語

We both refused to surrender.
私たちどちらも降伏を拒否した。



all — すべて、三つ以上

➖✔➖


名詞と形容詞の性質を持つ。文中で主語、目的語、形容詞、同位語として使用できる。

  • 可算名詞と不可算名詞の両方を修飾できる。
  • 可算名詞の代わりに主語とする場合、述語動詞は単数形。
  • 複数形の可算名詞の代わりに述語動詞は複数形を用いる。

主語

All enjoyed themselves.
全員が楽しんでいる。(数えられる)



Now all was changed.
すべてが変更された。(数えられない)



目的語

It is hard to please all.
すべての人を喜ばせるのは難しい。



形容詞

Granddad hunted all winter long but could not clear debt.
おじいちゃんは冬を通して狩りをしていたが、借金を完済できなかった。



同位語

We all have troubles.
私たちは皆、困難を抱えている。(数えられる)



However I can discuss this all when I see you.
とにかく私たちが会ったとき、それはすべて議論することができる。(数えられない)



その他

Is that all you want to say?
そういうことか?



allとbothの用法

➖✔➖


bothとall — be動詞、助動詞、状態動詞を使うときそれらの後に置く。

We are both students.
私たちは二人とも学生。



We both ran away.
私たちは二人とも逃げた



We are both working hard.
私たちは二人とも一生懸命働いた。



You can all go home.
あなたたちみんな家に帰ることができる。



bothとallをof句に結び付ける

➖✔➖

  • all + 無冠詞の複数形(classmates) — 世間一般の対象を表す。
  • all of the + 複数形 — 特定、限定された対象を表す。
  • all the + 複数形 — allを形容詞として使うことになる。

bothとallは

  • 名詞を続ける場合ofを省略できる
  • 代名詞を続ける場合省略できない

Both of them are workers.
どちらも労働者。



All classmates are ready for class.
すべての同級生が授業の準備ができている。(世間一般)



All(of) the classmates are ready for class.
すべての同級生が授業の準備ができている。(自分のクラス)



allとbothの違い

➖✔➖

  • both — 2人の人または物を意味、または修飾する。
  • all — 3人以上の人、物または数え切れない以上のものを意味、または修飾する。

主語、目的語、形容詞、同位語として使うことができる。
形容詞として使う場合、名詞を修飾する。

All of us like to eat cake.
私たちは皆、ケーキを食べるのが好き。(主語)



We all like to eat cake.
私たちは皆、ケーキを食べるのが好き。(同位語)



You have not eaten all(of) the bread.
あなたはパンを食べ終わっていない。



They were all waiting outside the gate.
彼らはゲートの外で待っている。(3つ以上)



They were both waiting outside the gate.
どちらも門の外で待っている。



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