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名詞の基本1 — 「人・物・場所・抽象的な概念」などを表す。「主語・目的語」などを担う。

基本
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英語の品詞の1つ。
「人・物・場所・抽象的な概念」などの名前を表す単語。
英文で「主語・目的語」などを担うことができる。

名詞の分類、構文機能

固有名詞、基本名詞、複合名詞

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英語名詞はその意味(based on lexical meaning)に応じて

  • 固有名詞(Proper Nouns)
  • 基本名詞(Common Nouns)

の2つのカテゴリに分けることができる。

固有名詞

固有名詞は「特定の人または物の名前」を表す名詞。
具体的には「人名・地名・月・乗り物・特定の抽象名詞」などが含まれる。

  • ユニークなもの、または特定の範囲内で唯一であることを意味する。
  • 固有名詞の前には通常、限定修飾語はない。(基本に冠詞なし)
  • 固有名詞の頭文字は通常大文字になる。 専門用語の場合、各単語の頭文字は大文字になる。 頭字語の場合、各文字が大文字になる。
  • いくつかの単語の文字は大文字と小文字で単語の意味も異なる。

いくつかの例

  • 人名 — john,keiko
  • 地名 — Europe,california
  • 乗り物 — bus,train

基本名詞

基本名詞は「book/happiness」など「人間・物・抽象概念などの名前」を表す名詞。
基本名詞は、意味によって

  • 普通名詞 == 個体名詞(Individual Nouns)
  • 集合名詞(Collective Nouns)
  • 物質名詞(Material Nouns)
  • 抽象名詞(Abstract Nouns)

の4種類に分類。

  • 普通名詞 == 個体名詞(Individual Nouns) — 「boy/bat」など、特定のタイプの個人または何かの個人を表す。
  • 集合名詞(Collective Nouns) — 「police/family」など、複数の個体からなる集合体を表す。
  • 物質名詞(Material Nouns) — 「light/water/air/fire」など、個体に分けることができないものを示す。
  • 抽象名詞(Abstract Nouns) — 「hope/sorrow」など、動作、状態、品質、感情などの抽象的な概念を表す。

基本的に

  • 個体名詞は計算できる — 計算できる名詞は可算名詞(Countable Nouns)と呼ばれる。
  • 物質名詞、抽象名詞は数えられないものとして計算できない — 不可算名詞(Uncountable Nouns)と呼ばれる。
  • 集合名詞 — 数えられるものもあればできないものもある。

複合名詞

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複合名詞とは2つの語が直接連結して構成される複合語。
使用は簡潔でハイフンで結ばれる。結ばれないものもある。

名詞 + 名詞
単語 意味
grandparents 祖父母
ice cream アイス
birthday 誕生日
bookshelf 本棚
名詞 + 動詞
単語 意味
haircat ヘアカット
sunrise 日の出
snowfall 降雪量
daybreak 夜明け
動詞ing形式 + 名詞
単語 意味
washing machine 洗濯機
walking stick 松葉杖
falling star 流れ星
measuring tape 巻尺
operating table 手術台
形容詞 + 動詞ing形式
単語 意味
dry cleaning ドライクリーニング
形容詞 + 動詞ed形式
単語 意味
clean-scented 清潔でいい香りのする
動詞 + 副詞
単語 意味
grown-up 大人びて
look-over チェック
get-out エスケープ
make-up ねつ造
副詞 + 動詞
単語 意味
income 収入
outcome 結果
upkeep 修理
名詞 + 副詞
単語 意味
passer-by 通行人
hanger-on お世辞を言う人
形容詞 + 名詞
単語 意味
hardware ハードウェア
greenhouse 温室
glassware ガラス製品
shorthand 速記
副詞 + 名詞
単語 意味
bystander 傍観者
incomer 移住者
その他
単語 意味
father-in-law 義父
son-in-law 義理の息子

名詞の所有格

所有には

  • 「’s」
  • 「of + 名詞」

という2つの形式がある。

「a friend of Liam’s リアムの友人の一人」など、両方の形式を使用して二重の所有を表すことも。

‘s

基本名詞に使用
単語 意味
my sister’s pen 妹のペン
dog’s tail 犬の尾
teacher’s office 教師のオフィス
国,町などの箇所を表す名詞
「時間/距離/測定/金銭」などを表す名詞は無生物であるが’sで表す。

単語 意味
Japan’s modernization plan 日本の近代化計画
a two weeks’s holiday 2週間の休日
a five minutes’s walk 徒歩5分
時間と距離を表す名詞はハイフンを追加することで’sを省略できる

単語 意味
a two-week holiday 2週間の休暇
a five-minute walk 徒歩5分
店舗、民家または住居を示す名詞は省略することができる
単語 意味
the butcher’s (shop) 肉屋
the dentist’s (clinic) 歯科医院
my grandfather’s (house) おじいちゃんの家
2人を同じに扱う場合 — 2つ目の名詞の後に’sを加えるだけでよい
正しい
Liam and Jane’s car — リアムとジェーン(二人共同)の車

間違い
Liam’s and jane’s car — リアムとジェーン(それぞれ1台づつ)の車

of + 名詞

生き物でない名詞

単語 意味
the legs of the chair 椅子の脚
the title of the movie 映画のタイトル

生き物を表すもの

単語 意味
the classroom of the third-year students 3年生の教室
the death of the king 王の死
二重所有格(double genitive)
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of + n’s == of + 所有代名詞
多くの場合「a/any/some/this/that/these/those/which/how/many/two」などの名詞と共に使用される。
部分概念や感情を表す。

単語 意味
a friend of my father’s 私の父の友人
my father’s friend 私の父の友人
a friend of my father 私の父の友人
This is no fault of yours これはあなたのせいではない
This is not your fault これはあなたのせいではない

名詞の構文機能(functions of nouns)

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名詞は主に

  • 主語
  • 述語
  • 目的語
  • 前置詞の目的語
  • 同位語

として機能する。

Work is life (workを主語、lifeを目的語)
仕事は人生。

We love our motherland.(述語)
私たちは祖国を愛している

They elected him monitor.(目的語の補助)
彼らは彼をモニターに選んだ。

They have gone to a concert. (a concert は前置詞の目的語)
彼らはコンサートに行きました。

You guys should keep quiet.(guysは同位語)
君たちは静かにしておくべきだ。

時間、距離、重量、価格、温度、倍数などの意味を表す文で使用する場合

He watched TV last night.
彼は昨夜テレビを見た。

This box weighted 70 kilograms.
その箱は70キロの重量がある。

名詞の形容詞化

名詞は形容詞として使用され「資料/用途/内容」などを表す

単語 意味
a blood type 血液型
a room number 部屋番号
diversity movement 多様性運動
a football match サッカーの試合

名詞 + ed、名詞、形容詞、数詞と組み合わせ複合語を作る

人または物の特徴、状態を表す。

Among the blind people,the one-eyed man is the king.
盲目の人の間では片目の見える者は王。

Many old people dislike the fast-paced modern life.
多くの高齢者はペースの速い現代生活を好まない。

名詞は数詞とともに定型の複合構文を構成する。

単語 意味
a three-week holiday 3週間の休暇
a three weeks’ holiday 3週間の休暇
a holiday of three weeks 3週間の休暇
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