「ox/bull/cow/buffalo」 — 複数ある牛を表す名詞
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ox — 雄牛。可算名詞。複数形はoxen。複数形は語尾にenを付ける。enは複数形を表し「ox-oxen/child-children」。
牛を表す名詞は複数あり「ox/bull/cow/buffalo」などがある。簡単に説明しておくと、
- ox — 一般的に野生または飼いならされた牛。動物学用語、一般的な用語を指し総称であり雄牛も指す。
- bull — 去勢されておらず一般的に種付けに使用される雄牛を指す。スペインやアメリカで専門的に飼育されていることも指す。複数形はbulls。
- cow — メス。牧場で牛乳や肉をとるために育てられている牛。複数形はcows。
- buffalo — 水牛。体毛は全体的に短くアジアやアフリカの水牛を指す。アメリカ野牛の肉。複数形は「buffaloes/buffalos」。
- 食用の牛肉 — beef。
単数
This ox is mine.
この雄牛は私。
この雄牛は私。
Liam hitched the ox to the plow.
リアムは牛にすきをかけた。
リアムは牛にすきをかけた。
牛という動物を指す。原型を用いる
The ox have four stomachs.
牛には胃が4つある。
牛には胃が4つある。
複数
Liam bought a number of oxen last year.
リアムは去年牛を何頭か買った。
リアムは去年牛を何頭か買った。
There were several oxen on the road.
道に牛が何頭かいる。
道に牛が何頭かいる。
複数の牛、群れ
Soon Liam overtook the slow oxen.
しばらくすると、リアムはのろのろした牛の群れに追いついた。
しばらくすると、リアムはのろのろした牛の群れに追いついた。
2頭の牛
She wanted to have a look at the two oxen,both ruminating without raising their eyes.
彼女はその2頭の牛を見たいと思っていたが、反芻していて目も上げなかった。
彼女はその2頭の牛を見たいと思っていたが、反芻していて目も上げなかった。
bull
The annual breeding cycles of bull can be divided in the following way.
雄牛の年間繁殖周期は次のように分けることができる。
雄牛の年間繁殖周期は次のように分けることができる。
The fighting bull is characterized by its aggressive behavior.
闘牛はその攻撃的な行動によって特徴付けられる。
闘牛はその攻撃的な行動によって特徴付けられる。
We currently have several Spanish fighting bulls in stock.
現在、スペインの闘牛の在庫が数頭ある。
現在、スペインの闘牛の在庫が数頭ある。
scarf — 2種類の複数形scarfs/scarvesがある。shelf — 棚
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scarfが可算名詞である場合、2種類の複数形「scarfs/scarves」がある。
名詞の複数形規則から考えて、なぜ2種類あるのか。
言ってしまうと、品詞の混同を避けるため。
同じscarvesが「名詞と動詞に1つづつ」ある場合だと混同して間違う可能性がある。
scarfsを用いて混同を避ける。
「f/fe」で終わる語は「f/fe」をvに変えてesを加え、vesとなる
単語 | 意味 |
---|---|
Thief — thieves | 泥棒 |
life — lives | 生物 |
wife — wives | 妻 |
いくつかの名詞はvに変えずsを追加
単語 | 意味 |
---|---|
belief — beliefs | 信頼 |
roof — roofs | 屋根 |
Cliff — cliffs | 断崖 | safe — safes | 安全 |
proof — proofs | 証拠 |
慣用的な使用法によるもの
Our dad wears scarfs like that.
父はマフラーが好き。
父はマフラーが好き。
It has nothing to do with scarves or the cold weather.
マフラーも寒い天気も関係ない。
マフラーも寒い天気も関係ない。
品詞の混同を避ける
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もし同じ文の中に「2つのscarfが名詞と動詞に1つづつ」ある場合、動詞のscarvesとの混同を避けたい。
名詞のscarvesを避け、scarfsを用いることができる。
Emma always scarves three scarfs round her neck every morning in winter.
冬の間、エマは毎朝首に3枚のスカーフを巻いている。
冬の間、エマは毎朝首に3枚のスカーフを巻いている。
people — 人、民族。定冠詞theが必要なとき、ないときの使い分け
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people — 人、民族。複数はpeoples。
- 一般、総称として人々を指すときは定冠詞theを前につけない。
- 個と考えられる人を指すときは定冠詞theを前につける。
複数形のみを表す可算名詞として人を表す。語尾のsは使わない
- some people — 一部の人
- many people — 多くの人。a peopleやone peopleとは言わない。
民族を表す
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この場合は可算名詞。その前に不定冠詞を用いてもよく複数形式でもよい
The Japanese are a hard-working people.
日本人は勤勉な民族だ。
日本人は勤勉な民族だ。
The English-speaking peoples share a common language.
英語を話す各民族は共通の言語を持っている。
英語を話す各民族は共通の言語を持っている。
次の文を比較
How many peoples live in Europe?
ヨーロッパにはいくつの民族がいるの?
ヨーロッパにはいくつの民族がいるの?
How many people live in the building?
この建物には何人住んでいるの?
この建物には何人住んでいるの?
一般、総称として人々を指すとき・個と考えられる人を指すとき
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一般、総称として人々を指すとき — 定冠詞を前につけない。
個と考えられる人を指すとき — 定冠詞を前につける
People say oil prices will be going up soon.
人々は原油価格がもうすぐ上がると言っている。
人々は原油価格がもうすぐ上がると言っている。
The people turned against their president.
国民は彼らの大統領に不満を持った。
国民は彼らの大統領に不満を持った。
その後制限的な形容詞に修飾されても、必ずしも定冠詞を持つ必要はない。
The people who work next door are musician.
隣で働いている人たちは音楽家。
隣で働いている人たちは音楽家。
People who are waiting for the bus often shelter in our doorway.
バスを待っている人たちはよく私たちの家の前で雨風を避けている。
バスを待っている人たちはよく私たちの家の前で雨風を避けている。
beatとdefeat — 負かす、勝つ。動詞、名詞として使用でき、交換できる時とできない時がある
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この2つの言葉は形式的にも意味的にも似ている。置き換えても通用することもあるが、一定の違いがある。
beatとdefeatは動詞として使用される。
- 負かす、勝つなどを表すことができ常に交換可能。
- その後の目的語は通常、試合や戦闘の相手。
- defeatはbeatよりフォーマル。
名詞としても使用されるが意味は異なる。
- beatは打撃音を表す。
- defeatは敗北、勝利などの具体的かつ抽象的な意味を意味する。可算または不可算名詞として使用できる。
beatとdefeatは動詞として使用される
We beat defeated the enemy.
私たちは敵を倒した。
私たちは敵を倒した。
Liam beat defeated me at swimming.
リアムは私より泳ぎが勝った。
リアムは私より泳ぎが勝った。
We beat defeated your team by seven points.
私たちはあなたのチームに7点差で勝った。
私たちはあなたのチームに7点差で勝った。