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副詞 — 名詞以外の「動詞/形容詞/その他の副詞/文全体」を修飾。「because~so/although~but」と言えない理由

基本

副詞 (adverb) は、文中の動作または状態特性を表す。

「動詞/形容詞/その他の副詞」(名詞以外)または文全体を修飾。「時間/場所/程度/方法」などの概念を表す。

副詞の分類は多く

  • 時間副詞
  • 場所副詞
  • 手段副詞
  • 程度副詞
  • 頻度副詞
  • 態度や様子を表す副詞
  • 原因結果を表す副詞
  • 肯定否定を表す副詞
  • 疑問副詞
  • 関係副詞
  • 接続副詞

に分けることができる。

分類・用途の多さからなかなかしっかりと理解するのは難しい品詞。
英文をいくつも読んでいるうちにゆっくりと慣れていくものだと考える位のものでいい。

副詞の位置

  • 動詞を修飾 — 動詞の後ろ
  • 形容詞/副詞を修飾 –単語の前
  • 文全体を修飾 — 文頭に置く
  • 特別に名詞を修飾 — 基本は修飾される名詞の後。特に名詞を注目させたい場合、名詞の前に置くこともある

基本な副詞の位置の例

基本は修飾される名詞の後

➖✔➖


名詞を修飾すること自体、そう多くない。
文章の中でこの様な形で出てきた時は、読み方に注意。

The weather tomorrow will be fine.
明日は晴れるだろう。

動詞を修飾

➖✔➖


頻度副詞は通常

  • 動作動詞の前に置かれるか
  • be動詞・状態動詞・助動詞の後

に置かれる。

Liam always gets up early in the morning.
リアムはいつも朝早く起きる。

Liam is seldom late for school.
リアムはめったに学校に遅刻しない。

He will never understand you.
彼はあなたを理解しなかったろう。

We have never told lies to you.
私たちはあなたに嘘をついたことはない。

特に複数の助動詞がある場合,副詞は基本的に最初の助動詞の後に置かれる。

They should often have gone to see their parents.
彼らは頻繁に両親に会いに行くべきだったのに。

「usually/sometimes/occasionally」などは強調するために文の先頭に置かれることがある。
oftenは「very/quite」と共に文末に配置できる。

Usually I get up early in the morning.
通常、私は朝早く起きる。

We have been that shop quite often.
私たちはよくあの店へ行く。

動作動詞がない場合

  • be動詞
  • 状態動詞
  • 助動詞

の前に配置する。

Have you ever seen a elephant? No,I have never seen .
ゾウを見たことがあるの? 見たことがない。

形容詞を修飾

➖✔➖


修飾される単語の前に置く。

Emma looks quite young.
エマはとても若く見える。

副詞enoughは修飾される形容詞または副詞の後に置かれる。

They’re old enough to go to school.
彼らは学校へ通うのに十分な年齢だ。

時刻を表す副詞

➖✔➖


文末に置かれることが基本。文頭に配置することもできる。

We saw him yesterday.
私たちは昨日彼を見た。

または

Yesterday We saw him.
私たちは昨日彼を見た。

場所を表す副詞

➖✔➖


多くの場合、文中に置かれず文末に。

Mr. Liam was born here.
リアムさんはここから出てきた。

述語を表す副詞

➖✔➖


文中に置かれず、様々な場所に配置できるが、動詞と目的語の間には置かれない。

Liam closed the door quietly.
Liam quietly closed the door.
Quietly Liam closed the door.
リアムはそっとドアを閉めた。

評価を表す「well/badly/hard」などは文末のみに配置。

The leader pays his staff very 「well/badly」.
そのリーダーは店員に高い/安い給料を払っている。

副詞従属節の概念

➖✔➖

副詞従属節 — 主従複合文において副詞として使用する従属節を指す。
副詞従属節はその用途に応じて、

  • 時間の副詞従属節
  • 場所の副詞従属節
  • 原因の副詞従属節
  • 結果の副詞従属節
  • 目的の副詞従属節
  • 条件の副詞従属節
  • 方式の副詞従属節
  • 譲歩の副詞従属節

などに分けることができる。

When he saw this,he turned red.
彼はこの時顔が赤くなったのを見た。(時間の副詞従属節)
She was angry because I was late.
彼女は私が遅刻したので怒っている。(原因の副詞従属節)
If you come,she’ll be pleased.
あなたが来れば、彼女は喜ぶだろう。(条件の副詞従属節)
She was so angry that she couldn’t speak.
彼女は怒ってものも言えない。(結果の副詞従属節)
Although she is poor,she’s happy.
貧乏だが、彼女はまだ楽しかった。(譲歩の副詞従属節)
You must do as We tell you.
私たちが言った通りにしなければならない。(方式の副詞従属節)
Put it where we can reach it.
私たちが手が届くところに置いておこう。(場所の副詞従属節)
Speak clearly so that we may understand you.
私たちがあなたを理解できるように、はっきりと話してほしい。(目的の副詞従属節)

副詞従属節の時制の特徴

➖✔➖


時間の副詞従属節と条件の副詞従属節では通常、基本的な現在形で未来の意味を表す。
未来時制を直接使うことはできない。

Tell her as soon as he arrives.
彼が到着したらすぐに彼女に伝えてね。(will arriveは使用できない)
We won’t go if it rains tomorrow.
もし明日雨が降ったら、私たちは行かない。(will rainは使用できない)

「if you will」という言葉を目にすることもあるが、それは未来時制ではない。
意思や穏やかな要求を表すもの(ここのwillは助動詞)。

If you will wait a moment, We’ll fetch the money.
ちょっと待ってね。お金を取りに行くから。

なぜ「because~so/although~but」と言えないのか

➖✔➖


「だから」と言うとき、英語の習慣では「becauseとso」を併用することはできない。

英語の構文によって分けるて考えると

  • 単文 — 通常は主語構文が1つだけ
  • 並列文 — 通常は2つ以上の主語構文が並列接続詞で接続されている
  • 複合文 — 1つの主文に1つ以上の複数の従属節で構成されている

の3つに分けることができる。

  • because — 従属接続詞。導くのは1つの原因の副詞従属節であり、対応する主文と複合文を構成する。
  • so — 並列接続詞。2つの単文を結んで並列文にすることを要求する。

「becauseとso」を結びつけると

  • 文はbecauseから見ると複合文のように見え
  • その中のsoから見ると並列文のように見える

実質には、この2種類の文型はどちらでもないため、それらは連携できない。

○:Because she is ill,she can’t come.(複合文)
○:She is ill,so she can’t come.(並列文)
✖:Because she is ill,so she can’t come.(複合文でも並列文でもないので成立しない)
彼女は病気なので来られない。

同様に「~でも~」と言うが、英語の習慣では「『though/although』~but~」とは言わない。理由は同じ。

○:Although it is dangerous,We will try.(複合文)
○:It is dangerous,but We will try.(並列文)
✖:Although it is dangerous,but We will try.(複合文でも並列文でもないので成立しない)
危険だが、私たちはやってみる。

省略された副詞従属節を補完する方法

➖✔➖


ある副詞従属節(時間の副詞従属節・条件の副詞従属節など)は、従属節の主語と部分述語を省略することができる(従属節の主語と主文の主語が一致し、従属節の述語が動詞beを含む場合)。

She fell asleep while (she was) doing her homework.
彼女は宿題をしている間に眠ってしまった。
She kept silent when (she was) asked why she was late.
なぜ遅刻したのかと聞くと、彼女は一言も言わなかった。
Although (it was) built 80 years ago,the bridge is very strong.
80年前に建てられたが、この橋はしっかりしている。

ifで構成された省略構文の中には、固定句に属しているものもある。
「if any/if necessary/if possible/if not/if so」など。

There are few,if any,mistakes in that dictionary.
その辞書には間違いがあっても多くない。
If necessary,ring us at home.
必要なら、私たちの家に電話してほしい。
If possible,We wish to go there next winter .
できれば、来年の冬に行きたい。
She may be busy.If so,We’ll call later.If not,can We see her now?
彼女は忙しいかもしれない.もしそうなら,私たちは後で電話する.そうでないなら,今彼女に会えるか?

主な副詞カテゴリー

時間副詞

単語 意味
now
today 今日
then そうしたら
often よく
usually 通常は
early 早い
late 遅い
next 次に
lastday 最終日
generally 基本的に
frequently よく、頻繁に

場所の副詞

単語 意味
here ここは
there そこ
home
everywhere 至る所
anywhere どこでも
somewhere どこかで
in
out アウト
inside 中に
outside
above
below 以下に
up
down
back 戻る
forward フォワード
upstairs 二階
downstairs 階下
across 横切って
along 沿い
around 辺り
near 近く
on オン
off オフ
past 過去
away 留守

態度や様子を表す副詞

単語 意味
fast 速い
well うまい
slowly ゆっくりと
badly ひどく
hard つらい
bravely 潔く
carefully 慎重に
properly ちゃんと
anxiously やきもき心配
suddenly 突然
normally 通常であれば
calmly 平然
politely 体良く
proudly 誇らしげに
softly そっと
warmly 暖かく
quickly いち早く
wisely 賢明
foolishly 愚かにも、へらへら

原因結果を表す副詞

単語 意味
so だから
then そうしたら
thus こうして
hence 従って
therefore そこで
accordingly だから
consequently その結果、従って
finally 最終的に

肯定否定を表す副詞

単語 意味
yes はい、OK
no いいえ
certainly たしかに
exactly その通り
so だから
probably たしか
not じゃない
never なし
not at all 全くない
hardly ほとんど

手段副詞

単語 意味
by bus バスで
by taxi タクシーで
on foot 徒歩で

程度副詞

単語 意味
very すごく
rather むしろ
so だから
too ~も
much だいぶ
little 小さい
still それでもなお
quite かなり
perfectly 完璧に
exactly その通り
almost 殆ど
enough 十分
extremely 非常に
entirely 全く
almost 殆ど
slightly 微妙に
hardly ほとんど

頻度副詞

単語 意味
always いつも
usually 通常は
often よく
rarely 稀に
ever これまで、かつて
never 一度もなし
yet まだ、尚
soon もうすぐ
too ~も
seldom 少ない
immediately 直ちに
regularly 普段は
finally 最終的に
shortly すぐ
before 以前は
ago 以前に
sometimes たまに
yesterday 昨日
once,twice 一度、二度
once a week 週に一度

疑問副詞

単語 意味
how どう
when いつ
where どこ
why なぜ

関係副詞

単語 意味
when いつ
where どこ
why なぜ

接続副詞

単語 意味
therefore そこで
moreover さらに
however しかし
otherwise さもなければ
then そうしたら
when いつ
where どこ
how どう
why なぜ

文全体を修飾

単語 意味
Certainly たしかに
Evidently 明らかに
probably たしか
briefly 一通り
frankly ずばり
surely きっと
generally 基本的に
happily 喜んで
fortunately 幸運にも
possibly 多分
never 一度もなし
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