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「see/look/watch/appear/seem」 — 「見る・見える」を意味する動詞の違いと使い分け。進行形として使える知覚動詞「look」

動詞

「see/ look/ watch」

look — 何かを見るため注意を引く、特定の方向に目を向ける

➖✔➖


何かを見るため注意を引く、特定の方向に目を向ける。必ずしも見られるとは限らない。
見ていることを誰かに思い出させるためにも使われる。

目的語について話す場合、前置詞atを追加する。
単語の後には「Look what you have done」などの従属節を追加できる。

they looked but saw nothing.
彼らは見たけど、何も見えなかった。



I’m sure that’s Liam.
私はそれがリアムであることをことを確かめる。



目的語について話す場合

Emma looked at the sky silently.
エマは静かに空を見た。



watch — 「誰か・何か」をしばらく視聴

➖✔➖


「誰か・何か」をしばらく視聴。(スマホを見たり、テレビを見たり)

The family watched carefully as the surgeon start to performed the operation.
外科医が手術を始めたとき、家族は注意深く見た。



Emma watches her little child cross the road every day.
エマは毎日幼い子供が通りを横切るのを見た。



see — 目が何かを観察し見る

➖✔➖


目が何かを観察し見ること

Did you see Liam?
リアムを見たか?



I can see a dog.
犬が見える。



Did you see what happened to him?
彼に何が起きたか見た?



医者に診てもらう、人に会うなど

Liam will see you in five minutes.
リアムは5分後にあなたと会う。



I thought he needed to see a doctor.
彼は医者に診てもらう必要があると思った。



「appear/look/seem」

基本的な区別

➖✔➖


look — 視覚的な印象を指す。
appear — 外見が与える印象を指す。見る人によって変わり、不確実性は大きい。

両者は本物である可能性も偽物である可能性もある。

seem — 状況や周りの話から判断することを指す。ある兆候による推定に重点を置いており、必ずしも事実ではない。

後に続く不定詞の問題

➖✔➖


「appear/look/seem」はいずれも不定詞を後に使うことができる。
lookの後は基本的にto beに限定されている。

こうは言わない
✖:He looks to have traveled a lot.

She 「seems/appears/looks」 to be very tired.
彼女は疲れているようだ。



She 「seems/appears」 to have traveled a lot.
彼女はいろいろな場所に行ったことがあるようだ。



This seems to be a happy solution.
これは理想的な解決策のようだ。



後に前置詞likeを付けるときの問題

➖✔➖


「look/seem」 の後に前置詞likeを付けることができる。
appearは基本的にはできない。

Although she is girl,She just looks like her brother.
彼女は女の子ですが、彼女の姿は兄のように見える。



She seems like a fool.
彼女は馬鹿に見える。



進行形に関する問題

➖✔➖


「appear/seem」は進行形には使用されないが、lookは時々使用できる

She 「looks/is looking」 well.
彼女は顔色がいいように見える。(She is「seeming/appearing」とは言わない)

先頭に形式主語itを使う文

➖✔➖


「appear/look/seem」の文はすべて形式主語itで始まる文に使用できる。
3つの文の後に

  • 「as if」
  • 「as though」

で導入される従属節を受け取ることができる。

また「appear/seem」の後にthatで導入される従属節を受けることもできる。

It 「looks/seems/appears」 as if she has lost interest in her job.
彼女は自身の仕事に興味を失っているようだ。



It 「seems/appears」 that she is very tired.
彼女は疲れているようだ。



重複を避けるために、「appear/seem」の後に続くthat従属節は「so/not」を使用することがある。

Is Liam reliable? It 「seems/appears」 so (not).
リアムは信頼できる?そうは(見える・見えない)。



「seem to be」の「to be」が省略できる条件

形容詞を後に使う場合

➖✔➖

  • seemの後に形容詞をつけて述語とする場合
  • 客観的な事実・真実に見えるものを話す場合

「seem to be」を使う。

  • 主観的な印象を話す場合

seemを使う。

文脈がない場合、この違いははっきりしないため2つの構文のどちらも使用できる場合が多い。

She seems (to be) ill.
彼女は病気のようだ。



She seems (to be) quite happy.
彼女は嬉しそうだ。



She seems (to be) quite rich
彼女はかなり金持ちらしい。



He seems (to be) very sleepy today.
今日彼は疲れているように見える。



seemsの後に「to be」を使わないほうがいいなど、文脈が人の感覚によって大きく変わるとき(客観的・主観的)。
一方の構文がもう一方の構文よりも適切な場合がある。

She seems older than she is.
彼女は実質の年齢より年上に見える。



名詞を後に使う場合

➖✔➖

名詞の前には通常「seem to be」(特に名詞の前に定冠詞や人称代名詞の所有格の修飾がある場合)が用いられる。
以下の各文の「to be」は省略できない。

She seemed to be the owner of the car.
彼女が車の持ち主のようだ。



We spoke to a man who seemed to be the boss.
私たちは社長らしき男性に話を聞いた。



Washing the car seems to be their main hobby.
洗車が彼らの主な趣味のよう。



主観的な感覚を重視し述語とする名詞句の前では「to be」を省くことができる場合がある。
この場合、名詞の前には通常、説明的な形容詞修飾がある。

It seems (to be) a good idea.
それはいい考えのようだ。



It seems (to be) a real bargain.
それは本当の掘り出し物のようだ。



次の文のfoolの前に形容詞修飾はないが、「a fool」自体が形容詞foolishに相当する。

She seems (to be) a fool.
彼女は馬鹿らしい。



後に続く非述語動詞の場合

➖✔➖


不定詞の受動態を後にする場合、「to be」を省略して過去分詞のみを残すことができる場合がある(特にその中の過去分詞が形容詞として使用できる場合)。

Emma and Liam seem (to be) made for each other.
エマとリアムは本当に生まれつきのペアのようだ。



He didn’t seem (to be) convinced by the argument.
この論点は彼を納得させなかったようだ。



ただし、不定詞の進行形が続く場合、通常は「to be」を省略できない。
これは、seemの後に述語として現在分詞が続かないのが通例であるため。
次の各文の「to be」は省略すべきではない。

History seems to be repeating itself.
歴史は繰り返されているようだ。



She seems to be saying something.
彼女は何か言っているようだ。



Her health seems to be improving little by little.
彼女の健康状態は好転しているようだ。



「seem to be doing 物」構文のdoingが現在分詞ではなく形容詞であれば、その「to be」を省略することができる。

Her idea seems (to be) exciting.
彼女の考えは人を興奮させるようだ。



He seemed (to be) lacking in enthusiasm.
彼は情熱に欠けているようだ。



「there be」構文との併用時

➖✔➖


seemが「there be」構文に使用される場合、述語形式は「There seems to be」。
その中の「to be」は省略されてもよいが残してもよく、残すことが多い。

「to be」を省略するとseemはそのままbeの役割を果たす。

There seems to be something wrong here.
ここはちょっとおかしいよう。



There seems to be a mistake in these figures.
これらの数値には誤りがあるよう。



There seemed (to be) nobody about,so We went in.
近くに誰もいないようだったので、入ってみた。



There seems (to be) every reason to believe that business will get better by himself .
彼自身の力で商売がうまくなると信じる理由があるようだ。



後に述語形容詞を使う場合

➖✔➖


述語に使われる「a」で始まる形容詞(alone/asleep/alive)を作る前に「to be」を省略することはできない。

Liam seemed to be alone.
リアムは一人のようだ。



The children seem to be asleep.
子供たちは眠っているようだ。



The children seemed to be awake when We went into their room.
私たちが彼らの部屋に入ったとき、子供たちは起きているようだ。



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