いくつかの構文
「the + 形容詞」 — あるタイプの人を表す
彼女は聾唖者のための学校を設立した。
彼女は金持ちのものを盗んで貧乏人を助ける。
私たち視力のある人は視覚障害者の困難を理解していない。
単語 | 意味 |
---|---|
the rich | 金持ち |
the poor | 貧乏人 |
the blind | 視覚障害者 |
the sick | 病人 |
the old | 老人 |
the young | 若者 |
the dumb | しわがれた |
the deaf | 耳が聞こえない |
the dead | 死者 |
the weak | 弱い者 |
the strong | 強者 |
the wealthy | 金持ち |
the jobless | 失業者 |
the + 分詞/形容詞 — あるタイプの人を表す
失業者の生活はつらい。
負傷者の多くは、近隣地域の病院に向かう途中で亡くなった。
単語 | 意味 |
---|---|
the wounded | 負傷者 |
the injured | 負傷者 |
the killed | 殺された者 |
the employed | 被雇用者 |
the unemployed | 失業者 |
the accused | 被告人 |
the learned | 学問のある人 |
the aged | 高齢者 |
the missing | 行方不明者 |
the living | 生きている人 |
the + 国籍の形容詞 — 全国民を表す
日本人は友好的な民族である。
フランス人は料理が上手で知られている。
アメリカ人は自身のユーモアを誇りに思っている。
単語 | 意味 |
---|---|
the Japanese | 日本人 |
the British | イギリス人 |
The American | アメリカ人 |
the French | フランス人 |
the German | ドイツ人 |
the Chinese | 中国人 |
the + 形容詞 — 抽象概念を表す
人は善し悪しに耐えられることを学ばなければならない。
リアムは不可能なことを可能にしたいと思っている。
単語 | 意味 |
---|---|
the true | 真実 |
the good | いいもの |
the beautiful | きれい |
the right | 正しい |
the wrong | 間違い |
the false | 間違った |
the impossible | 不可能なこと |
the unknown | 未知のもの |
いくつかの特性
複数性
「the + 形容詞」はある種の特徴や特性を持つ人を表す場合、通常は複数の意味。
主語として使用する場合、述語は複数形を使用する。
豊かな者は豊かになればなるほど、貧しい者は貧しくなる。
怪我をした人を担架で運んで行った。
老人は若者より風邪を引きやすい。
単数性
「the + 形容詞」は抽象概念を表す場合は単数の意味。
主語として用いる場合は述語は単数形を使用する。
彼女は是非をわきまえない。
未知のものはいつも恐ろしいものだ。
美は必ずしも善ではなく、善は必ずしも真ではない。
単復性
個別の「the + 形容詞」構文は単数の意味を表すだけでなく、複数の意味を表すこともある。
主語として使用する場合、述語動詞は単数形か複数形かは状況に応じて決まる。
the good — 「良い」の場合は単数の意味を表し「良い人」の場合は複数の意味を表す。
the accused — 「1人の被告」の場合は単数の意味を表し「複数の被告」の場合は複数の意味を表す。
私の周りには良いものがあります。
私の周りには良い人がいます。
被告は無罪を宣告された。(一人のこと)
被告はいずれも無罪を宣告された。(複数人のこと)
習慣性
ある述語は一定の習慣性を持っている — 「病人」の習慣はthe sickと言って、the illと言わない。
このような構文は慣習的には’sの所有格形式には用いられない。具体的な意味が必要であれば、ofの所有格を用いる。
○:She is interested in the problems of the poor.
✖:She is interested in the poor’s problems.
彼女は貧困な人の問題に興味を持っている。
冠詞を省略するいくつかの例
数量詞に修飾されている場合は定冠詞を省略
文の形容詞が数を表す語やmany、moreなどに修飾されている場合、定冠詞は通常省略される。
多くの患者は病院で良好な世話を受けている。
今は失業者がいつにも増して多い。
対称構文に使用する場合は定冠詞を省略
andまたはorの対称構文の場合、通常定冠詞を省略する。
貧乏人にも金持ちにもチャンスがある。
善人も悪人も区別なくみんな野球のヒーローに称賛している。
並列構文に使用する場合は定冠詞を省略
andまたはorで連結する2つの非対称構文については、後の形容詞の前の定冠詞を省略することができる場合がある(省略しなくてもよい)。
病院は負傷者でいっぱいだという。
彼らは死傷者を戦場から運び出した。
個々の構文では冠詞を省略することができる
単独で使用する場合に冠詞を省略することができる個別の「the + 形容詞」構文がある。(無冠詞の複数形が来る。The number ofのあと)
失業者数は絶えず上昇している。
バスの本数を知りたい。
バスのナンバーが知りたい。