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動名詞の役割と複合構文 — 動作を名詞として示す。「主語・目的語・形容詞」として使用。「意味上の主語」は動名詞の主語と主文の主語が一致しない場合に使用

動名詞

主語として使う動名詞

文頭に直接位置して主語になる

Swimming is a good sport in summer.
水泳は夏に良いスポーツ。



itを形式主語とし動名詞(真主語)を文末に置いて後置主語とする

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動名詞を主語とする場合 — itは形式主語として使い、動名詞を形容詞や名詞の後に置くことが多い。

It is no use telling him not to worry.
心配しないように彼に言うのは無駄。



動名詞の主語と不定詞の主語の比較

✔✔

  • 不定詞と動名詞の両方を主語として使用できる。意味的には近い。
  • 動名詞は一般的なものや抽象的な動作を表すために使われることが多い。
  • 不定詞は特定のものや具体的な動作を表すために使われることが多い。

Smoking is not good for health.
喫煙は健康に良くない。



It is not good for you to smoke so much.
そんなにタバコを吸うのは良くない。



述語として動名詞を使用する — 文の主語は常に無生物を表す。名詞またはwhatを使った名詞従属節

✔✔

  • 動名詞と主語は通常、対等な関係。
  • 主語の内容、主語と述語が交換可能なことが多い

Their task is cleaning the windows.(Cleaning the windows is their task.)
彼らの任務は窓を拭くこと。(窓の掃除は彼らの仕事)



What We hate most is being laughed at.(Being laughed at is what We hate most.)
私たちが一番嫌いなのは人に笑われることだ。(笑われるのが一番嫌いだ。)



形容詞としての動名詞はしばしば被修飾語の「ある用途」を表す。

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a washing machine == a machine for washing == a machine which is used for washing. — 洗濯機
a sleeping bag == a bag for sleeping == a bag which is used for sleeping. — 寝袋
a swimming pool == a pool for swimming == a pool which is used for swimming. — スイミングプール

目的語として使う動名詞

We are thinking of making a new plan for the next term.
私たちは来学期のために新しい計画を立てることを考えている。



一部の動詞の後には動名詞しかつけられず不定詞は使えない。

動名詞しか使えない動詞
単語 意味
allow 許可する
avoid 避ける
celebrate 祝う
consider 検討
discontinue 中止します
dislike 嫌い
enjoy 楽しみ
escape 逃げる
excuse 言い訳
explain 説明
feel like のように感じる
finish 終了
forgive 許す
can’t help 仕方がない
imagine 想像
keep 保つ
it means その意味は
mind 気にかける
miss 逃す
practice 練習
prevent 防ぐ

その他にもいくつかの動名詞(ing形式)で使用されるフレーズがある

動名詞(ing形式)で使用されるフレーズ
単語 意味
spend 「money/time」 お金/時間を使う
think of のことを考える
give up あきらめる
put off 延期する
insist on 主張する
be good at 得意である
do well in でうまくやる
can’t help 仕方がない
keep on 続けて
feel like のように感じる
be tired(afraid) 疲れる(怖がる)
capable 有能
fond of 好き
look forward to を楽しみにしている
be used to に使用される
devote oneself to に身を捧げる
stick to 固執する
respond to に対応する

不定詞と動名詞の両方続けることができるいくつかの動詞

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remember forget try
stop go on regret
mean

には不定詞も動名詞も使えるが、意味は全く違う。

  • like doing — 恒常的な動作を表す(動作自体をすることが楽しくて好き)。
  • like to do — 習慣的な動作を表す(することが望ましいと考えている。好きかどうかではない)。
  • go on to do — 今していることとは異なることを続けてする。
  • go on doing — 今しているのと同じことを続ける。

「remember/forget/regret」は

  • 不定詞 — 動詞より後にする動作を指す(未来に向かって行うイメージ)。
  • 動名詞 — 動詞より先にした動作を指す(すでに過去から行っていることを重視するイメージ)。

と大まかなイメージを持っておくと、理解しやすくなるかも。
不定詞と動名詞の両方を使うことが出来る動詞は大体そのような意味を示す動詞が多い。

remember 「to do/doing」

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remember to — 忘れずにする(未来/過去形と未来形がする動作のこと)
remember doing — したことを覚えている(この動作をした覚えがある)

I remembered to post the letters.
手紙を投函するのを思い出しました。



I remembered posting/having posted the letters.
手紙を投稿した/投稿したことを思い出しました。



try 「to do/doing」

✔✔


try to — しようとする(明示的な努力を意味)
try doing — をやってみる(試すことを意味)

I tried not to go there.
そこに行かないように工夫した。



I tried doing it again.
私はもう一度やってみた。



stop 「to do/doing」

✔✔


stop to do — 立ち止まって別のことをする。元のすることを止めて次のことをする。
stop doing — 何かをするのを止めること、元のしていることを止める。

She stopped to buy juice.
彼女はジュースを買うために立ち止まった。(歩いていて、自販機で買うために立ち止まった)



She stopped buying juice.
彼女はジュースを買うのをやめた。(買おうとしていたものの、やっぱりやめた)



We stopped reading the book when our mother asked us to have supper.
母が私たちに夕食に来るように言ったので、私たちは本を読むのをやめた。




文中の私たちの動作はstopped readingであり、読書という動作を停止。
stop doingは現在やっていることを止めることを意味。

Stop making fun of her,please.
彼女をからかうのをやめてね。



When the teacher came in,the students stopped talking.
先生が入ってきて学生たちは話をやめた。



Liam stopped watching tv and began to read english.
リアムはテレビを見るのをやめて、英語を読み始めた。



The two girls stopped talking when they saw us.
あの二人の女の子は私たちを見ると話をやめた。



You should stop doing.
あなたはやめるべき。



They should stop playing computer games.
彼らはコンピューターゲームをやめるべきだ。