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動名詞 — 基本形式は「動詞+ing」。動詞に名詞のさまざまな特徴を持たせる。すでにやり終え、経験した過去を示すイメージ。

動名詞
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動名詞の基本的な特徴

動名詞 — 基本形式は「動詞+ing」。「~すること」という意味。もともと動詞だった語が名詞の働きをするようになった語。

  • 動名詞を名詞として主語で使う
  • ingを加えるとその動詞や動詞句は名詞のさまざまな特徴を持つようになる
  • 動名詞は文の中で名詞が果たすことができる「複数の文の成分」として働く
  • 掲示形式の省略構文に使用
  • 動名詞の意味上の主語は、動名詞の前に名詞や代名詞の所有格をつける
  • 疑問文では通常、動名詞の複合構文を用いる。不定詞の複合構文を主語としない
  • 口語では動名詞を主語として文頭に使用することは、不定詞よりも使われる

動名詞は動詞なのか名詞なのか。
動詞には4種類の変化形態があり、それぞれ

  • 不定詞 — to do
  • 動名詞 — V-ing
  • 現在分詞 — V-ing
  • 過去分詞 — V-ed

重要な概念

  • 不定詞は助動詞の変化
  • 動名詞は動詞の名詞化。主語と目的語で使用できる。
  • 分詞は動詞の形容詞化。形容詞として使用できる。

動名詞の特徴

  • 動名詞は名詞の性質を持つ動詞の形式であり、非述語動詞。
  • 動名詞は動詞の性質と名詞の性質を兼ねている。文の中で主語、目的語、述語、形容詞などの成分を作ることができる。
  • 動名詞は名詞ができることをほとんど行うことができる。
  • 動名詞は名詞に傾いていると言えるので動名詞と呼ぶ。動名詞の品詞は名詞になる。

動名詞を名詞として主語で使う

Reading is an art.
読書は芸術である。



Climbing mountains is really fun.
山に登るのは本当におもしろい。



Working in these conditions is not a pleasure but a suffer.
このような労働条件の下で仕事をするのは楽しいことではなく苦痛なことだ。



動名詞としてingを加えると、その動詞や動詞句は名詞のさまざまな特徴を持つようになる

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動名詞としてingを加えると、その動詞や動詞句は名詞のさまざまな特徴を持つようになる。
名詞として柔軟に使用できるようになる。

It is 「no use/no good」 crying over spilt milk.
覆水盆に返らず



It is a waste of time persuading such a person to join us.
そんな人に参加を勧めるのは時間の無駄だ。



It was hard getting on the crowded street car.
こんな混雑した車に乗るのは難しい。



It is fun playing with children.
子供たちと一緒に遊ぶのはいいね。



There is no joking about such matters.
そんなことは冗談ではない。



動名詞を主語とする使い方

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動名詞は文の中で名詞が果たすことができる「複数の文の成分」として働く。
ここでは動名詞が文中で主語となる場合についてのみ取り扱う。
動名詞を主語とするには以下のいくつかの条件がある

文頭に直接位置して主語になる

Swimming is a good sport in summer.
水泳は夏に良いスポーツ。



itを形式主語とし動名詞の真主語を文末に置いて後置主語とする

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動名詞を主語とする場合 — itは形式主語として使い、動名詞を形容詞や名詞の後に置くことが多い。
この構文によく使われる形容詞には

単語 意味
better より良い
wonderful 素晴らしい
enjoyable 楽しい
interesting 面白い
foolish 馬鹿げた
difficult 難しい
useless 使い物にならない
senseless 無意味
worthwhile 価値のある

次の形容詞などは上記の構文には使用できない。

単語 意味
important 重要
essential 不可欠
necessary 必要

It is no use telling her not to worry.
彼女に心配するなと言っても無駄だ.



There be構文に使用される

There is no saying when she’ll come.
彼女がいつ帰ってくるかは言い難い。



掲示形式の省略構文に使用

No smoking == No smoking is allowed here.
禁煙



No parking.
駐車禁止



動名詞の複合構文を主語とする

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動名詞に独自の意味上の主語がある場合 — 常に動名詞の前に名詞や代名詞の所有格をつけて、動名詞の複合構文を構成する。 この時、名詞や代名詞の所有格は動名詞の意味上の主語となる。

動名詞の複合構文は文中で主語を作ることもできる。

Their coming to help was a great encouragement to you.
彼らが助けに来てくれたことは、あなたにとって大きな励みになった。



動名詞を用いたいくつかの例文

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「shopping/fishing/cycling」これらは基本的な動名詞。
主語としての動名詞と不定詞の比較。

  • 不定詞と動名詞の両方を主語として使用できる。意味的には近い。
  • 動名詞は一般的なものや抽象的な動作を表すために使われることが多い。
  • 不定詞は特定のものや具体的な動作を表すために使われることが多い。

比較

Smoking is not good for health.
喫煙は健康に良くない。



It is not good for you to smoke so much.
そんなにタバコを吸うのは良くない。



動名詞を真主語として用いる構文

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  • It is no use~
  • It is no good~
  • It is fun~
  • It is a waste of time~

これらの構文では動名詞を真主語として用いることが多い。

It is 「no use/good/a waste」 of time talking about that.
それについて話すのは無駄/良い/時間の無駄。



It is 「no use/good/a waste」 of time to talk about that.
それについて話すのは無駄/良い/時間の無駄。



疑問文では通常、動名詞の複合構文を用いる。不定詞の複合構文を主語としない

Does your saying that mean anything to him?
あなたの言うことは彼にとって何か意味があるの?



Does for you to say that mean anything to him?
あなたがそれを言うことは彼にとって何か意味があるの?



There be文型では動名詞のみを用いる。不定詞を主語として用いてはならない

There is no telling what will happen.
何が起こるかわかりま