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中国の持ち家率は世界一、結婚で女性が求める持ち家の希望

思ったこと

中国の持ち家率は世界で最も高く、中国人は家を買うのが好きなことで知られている。

中央銀行のデータによると都市世帯の持ち家率は96%に達している。

  • 40%の世帯が2つのスイートルームを所有
  • 10.5%の世帯が3つ以上のスイートルームを所有

若者の住宅購入意欲は高く若者の70.1%が5年以内に住宅を購入する考えを持っている。
若者の住宅購入意欲は高いが現在の国内住宅価格は決して安くはない。
2021年10月時点で65の主要都市における

  • 新築住宅の平均価格は17,400元/平方メートル。
  • 中古住宅の平均価格は16,800元/平方メートル。

気軽に家を買うには最低でも100万ドルは必要となる。出せる人はごく少数だろう。

住宅購入者の貯蓄をすべて使い果たすだけでなく毎月の住宅ローンの返済で少なくとも5~6,000元が残っており、この状況は20〜30年続く。
さらに容認できないのは貯蓄をすべて使い果たし銀行の住宅ローンを借りてまで購入しても、購入した家の所有権がわずか70年しかないこと。
不動産の専門家によると中国の商業用住宅の寿命はわずか30~50年ほど。住宅の寿命としてはやや短い。

貯蓄をすべて使い果たし借金を抱え、70年の財産権しかない家を買う価値があるかということ。
住宅を購入する理由は主に3つあり「定住・結婚・子供の教育」。
問題を解決するため住宅を購入せざるを得ない人が多いこと。

特に結婚に関してはシビアな問題が。

多くの適切な年齢の女性は結婚する前に男性に家を購入してもらいたいと考えている。

  • 独身者の76.6%が結婚のために家を借りることを受け入れず。
  • 16.6%が男性が満額で家を購入することを望んでいる。
  • 42.7%が%男性が頭金を払い夫婦が一緒にローンを返済することを望む。

これは何十年も借金を抱えてローンで家を買うことはできるが、家を購入出来なければ結婚できないことを意味。
若者は年々住宅価格が上昇し多くの初期購入者が経済的自由を達成していることを目の当たりに。
今家を買わなければ将来家を買う余裕がなくなるのではないかと心配している。今のうちに手元におきたいと考える。

近年、国内の住宅価格が上昇傾向にあることも事実で住宅価格は利益を生み出す効果がある。
同時に家の価格が上昇しているため家を購入する人が殺到。
海外では賃貸住宅を選択する世帯が多く賃貸住宅に住む世帯の割合は49%に達しているのとは逆に。

貯金をすべて使い果たし借金を抱えたまま、70年の財産権を持つ家を購入する価値があるかどうかの問題について2つの意見。

住宅価格の上昇に対して支払う価値はなし。

住宅を本当に購入する必要がある場合を除き、将来住宅価格が下落した場合のことを考える。
住宅を購入する価値があるかどうかはもちろん価格によって異なる。
住宅価格が適正に戻った場合、住宅を購入する価値がある。
現在住宅を購入する人はtakerになる。
大きな売却損を被る可能性が高い。現在購入するリスクは高すぎる。

若者が住宅を購入する際には慎重であるべき。

統計によると2021年には90年代以降の独身者の41.3%が家を購入する計画がある。
90年代以降の独身者の27.3%がすでに家を購入。

若者が住宅を購入する年齢は少し早すぎるように感じる。
学校を卒業し数年間働いて収入とキャリアがまだ不安定。この先の生活の大きな圧力になりかねない。

現在の中国の住宅価格の高さから判断すると、若者が貯蓄をすべて使い果たし借金を背負い、家を購入することは明らかに価値がない。
将来価格が急騰する可能性は低く今がピークに近いと考える。住宅価格は徐々に戻っていく。

成功したキャリアと安定した収入が得られるまで焦って家を購入する必要はない。
家を買うというプレッシャーを受け入れず、現在の高い住宅価格にノーを示す方がいい。

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