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大興安山脈の北と南の環境、特徴は?

思ったこと

南北に約1220キロメートルあり東は松遼平原、西はモンゴル高原との境界になっている。
大興安山脈は南はレヘ高地(承徳平野)から始まり、北は黒竜江に終わる。
東側の「遼河水系・松花江・嫩江水系」と源流との分水嶺でもある。
モンゴル高原に注入され中国の内蒙古自治区の北東、黒竜江省の北に位置する。

「高山禁制帯」として知られる独特の気候

大興安嶺地区は寒冷な大陸性モンスーン気候に属し「高山禁制帯」として知られる独特の気候を持っている。
気候は夏と冬に湿度が高く雨が多い。
寒暖差が大きく夏至を中心に昼が長く夜が短くなりオーロラが時々現れる。
冬は夜が長く日が短く極寒の時期もある。

年間総日射量は4500万、日照時間は2600時間、実効積算温度は摂氏2100度。
年平均気温は茂河県と湖中区北部で摂氏マイナス4度、その他の地域では摂氏マイナス2度。

年間平均無霜期間は80日から110日で極端な最低気温は1969年2月13日の摂氏52。3度。
極端な最高気温は2010年6月29日の摂氏37。0度。

年間平均降水量は460mmで第3シーズンの7月から9月に集中している。

冬はモンゴルの寒冷高気圧に支配され大部分が高緯度の北西風。
寒く乾燥しており降水量は年間降水量の10%を占める。

夏は太平洋の高気圧に支配されほとんどが南東モンスーンが通過。湿度が「高く・暖かく・涼しく」なる。

主な樹木は「興安カラマツ・ヨーロッパアカマツ・アカマツ」。
大興安山脈は中国で最も北に位置し最大の近代的な国有森林地帯。
総面積は84600平方キロメートルで1オーストリアまたは137シンガポールに相当する。

森林資源量は5億100万立方メートルで全国の森林資源量の7。8%を占める。
総人口は51万人で境界線の長さは791.5キロメートル。

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