上海での生活水準の上昇は疑いなし
直近15年、今の上海での生活水準はどれほど上がったのか。
年間50000人から180万人に。
今の上海人は本当にお金持ち。50万を軽々超えるとはいえないけど。
上海に15年間滞在している一人の中国人。
上海に2つのアパート、他の場所に2つのアパート、そして2台の車。
アルバイト、素材産業、自動車関連。
自分の人生を慎重に生きてきて多くの浮き沈みを経験。
現在の生活を考えるとスムーズであることは真実であることを実感。
長年上海に住み言える事は生活水準の上昇は疑いなし。けれど、年収50万元を超えるのは間違いなく少数。
大多数が博士号取得者、企業の中間および上級管理職、または成功した起業家。
一般的にアルバイトは年俸30万~40万が主流。
副社長以上で年俸50万~60万。
年俸100万の人なんてほとんどいない、知り合いの友人でも上司を除けば10人以下。
上海では中小企業のゼネラルマネージャーの年収は一般的に50万から80万。
外資系企業の年収は100万を超えるが、税引き前。
現在の上海でビジネスを行うことは一般的にあまり収益性が高くなく、高額のボーナスを得る機会はほとんどない。
年収はその年だけではなく前後5年間に得られる収入の平均を収入と定義した方が現実に沿う。
ボーナスでその年だけ50万以上に到達する人は含めるべきではない。
計算してみると年収50万とは改めてどういう意味かがわかる。
人生と仕事の30年、合計1500万。退職金500万を合わせて合計2000万。
2000万には「家の購入・車の購入・子育て・年老いた親の生活費・自分自身の投資」が含まれる。
「上海のアパート・寝室2部屋・居間1部屋」で500万。
「退職までの生活費・子育て・親の介護退職」に800万。
残りは老後に。
生活の中でストレスを減らしたいなら夫と妻の両方で50万元以上稼ぐことが必要。
家族の年間支出は約30万元でいくらかましだと考えられる。毎年旅行するならさらに必要。
仕事の食費に毎日30元。贅沢品は絶対に手が出ない。
自営業はジェットコースターのような収入になっている。
7000万から800万まで。今年は1800万の借金を作るかもしれない。
自営業で60歳まで破産せずにお金を維持できる人は限りなく少ない印象。
今ビジネスをすることは90年代と00年代と比べるまでもないのは事実。
当時は黄金時代だが今ではそれ以上。
20~30歳で企業を立ち上げ年収が数百万であると主張している場合、
5~10年後にそれがどのようになるかを推測できる。
各種産業の所得水準をみると、
1990年代から2000年代まではバイオケミカルや環境資材などの基幹産業が中高所得。
2000年代から2015年は自動車関連製造業の収入が好調。
現在は情報産業も悪くないが2025年までに衰退すると予測されている。
独占産業や独占企業でない限り経常利益以上の投資は資本と人材の狂った参入につながる。10年で飽和する可能性が高い。
卒業後、情報産業などの成長産業に入るなら危険を覚悟しなければならない。
収入が頭打ちになり危険にさらされる可能性がある。
過去の高収入で自分の能力を過大評価し起業を選んだものの失敗。
40代で生計を立て年金を稼ぐために一生懸命働いた人が多くいた。
インターネットや金融関連の業界にはほんの短期間で飛び出し起業する人が常にいる。
これらの業界の給与水準が高いことはご存知のこと。そういう性質の人が集まりやすくなっている。
これらの業界以外、景気循環の問題からか近年卒業したばかりの同僚の給与は比較的低い。
現在の給料がインターネットやコンピューター関連の同級生の半分または3分の1であったとしても、長期の10年単位で考えると違って見える。
その差は必ずしも大きく変わらない可能性がある。キャリア全体でも人生には利点がある。
上海の生活水準、ビジネスの盛り上がりとともに急上昇しているのは間違いなし。
知識を学ぶ意欲がある限り収入は長期にわたって着実に増加する。